黒い星2 (ページ20)

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いや、待てよ。

こいつの鼻が戻ってるなら香りで分かるだろうな。

こいつ香水たくさんもってるし。

ん？なんで知ってるか？

俺はこいつのLonの作業室を見たことがあるんだ。

もう無いけどな。

俺みたいな至ってシンプルな作業室だ。

物が多いのが嫌いなんだろう。

香水が綺麗に並べてある。まぁ高価なものだ。

小中学生が香水は信じられない？笑

バカげたこと言うな笑

こいつの美意識はジョングガ以上だ。

どうも甘ったるい香りは苦手らしい。

よし、再開しよう。

2時間後…

A side

あ、俺ユンギヒョンの作業室で寝てたのか。

ココア好きかな？

俺は断然アメリカーノ派だ。

アメリカーノ2つ作ろうか。

ｺﾂﾝｯ)))

ここでいいか。

あ、気づいた…。

YG)｢ありがとよ。｣(ヘッドホン外す)

『はい。』

YG)｢…｣

『…』

『ユンギヒョン。俺が死んだらどうしますか？』

YG)｢俺は気にしないだろうな。｣

『だろうと思いました。

俺はその言葉を聞きたかったんです。

あの人たちは多分、｢死ぬなよ？｣やら｢悲しいだろ！？｣なんて答えをするでしょうね。

どうせ忘れるのに。』