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『あー。麻薬じゃないですからね？』
JK)｢そ、それくらいわかるよ!!もしかして病気なの？｣
『あーまぁ、病気ですよ。
味を感じない･香りも感じない･痛みも感じない･温度も感じない症状の病気。
病名はまだ無いみたいです。』
JK)｢なんで言ってくれなかったの…｣
『あなたには関係ないじゃないですか。』
JK)｢は？俺たちメンバーじゃねぇの？｣
『メンバーなら普通はいじめませんよ。』
JK)｢まぁ普通はそうだよな。ごめん。｣
『はい。』
『でも黙っていたのは謝ります。すみません。』
JK)｢俺の方こそごめんな。大丈夫なの？｣
『俺自身はあんまり気づかないから大丈夫かは分からないです』
JK)｢で、さっきの電話誰。｣
『俺の友達であり先輩。』
JK)｢え、お前に友達なんていたのか？｣
『黙れ。(あ、やべ。)ジョングギヒョン。俺の病気は秘密ですよ。』
JK)｢うん。約束。｣←気づいとらんのかい
ん？今なんて言った？
約束？？
約束なんて俺は嫌いだ。
誰でも簡単に人の事を裏切るからな。
それがこの防弾少年団であり、目の前のジョングギヒョンだ。
JK)｢俺さ、憧れてる人がいるんだ。｣
『そうなんですね。』
JK)｢Lunaさん。｣
『え。』
JK)｢どうしたの？｣
『いや。なんでもないです。』
あっぶねー。
俺がLunaだってバレたのかと思ったわ。焦るわ。
JK)｢正体は分からないけど、
ほんとに素敵な音楽を作る人だなって思う。
1度会ってみたい。
そしていつか俺はLunaさんと曲を作りたい。｣
『そう難しくないかもしれませんね。その夢。』
JK)｢たくさん努力しなきゃならないよ。｣
『そうですか。
俺はその人、案外近くにいると思いますけどね。』
JK)｢なんでそう思うの？｣
『別に。さぁ話は終わり終わり。
今はVヒョンとジミニヒョンのあの報道のことを考えなきゃいけませんよ。』
JK)｢あ、そうだったな。ありがとう。じゃあ俺は先に戻るよ。｣
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作者名：naaa | 作成日時：2020年12月21日 0時
