黒い星

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ｺﾝｺﾝｺﾝ)))





ﾊﾟﾝ)｢どうぞ〜｣






ｶﾞﾁｬｯ)))







『失礼しまーす』


ﾊﾟﾝ)｢お、来たか。｣


『おはようございます。』


ﾊﾟﾝ)｢どうかね、最近の調子は。｣


『良くも悪くもないですね。あ、おっさん。俺脱退までLunaの活動休止するんだ。』


ﾊﾟﾝ)｢そうなのか？｣


『うん。』


ﾊﾟﾝ)｢脱退か…。ごめんなA｣


『いえいえ笑』


ﾊﾟﾝ)｢スカウトして、急にデビュー組に入って…。｣


『別にいいんですって笑』


『俺としてはいい経験になりました。』


ﾊﾟﾝ)｢何かしたいことはあるかい？｣


『あ、脱退しても事務所に時々顔出してもいいですか？練習生の人達を見ていると気分がほぐれるんです。』


ﾊﾟﾝ)｢全然いいよ。事務所の契約はどうするかい？｣


『契約は切ります。

Lunaとしては今後も作業室を使わせてもらいますが笑

治療と作詞作曲活動に励みたいので。

ダンスも歌ももうしないと思います。』


ﾊﾟﾝ)｢そうか…。｣


『…。』


ﾊﾟﾝ)｢あ、3年後の2019年に1つグループをデビューさせようと考えているんだ。審査員に入らないか？｣


『うわ。面白そうですね。でも遠慮しておきます。』


ﾊﾟﾝ)｢私としては君に戻ってきて欲しいんだがな。｣


『無茶ですよ笑』


ﾊﾟﾝ)｢すまないね。｣


『俺は戻ってくることはないと思います。』


『ただ…。』


ﾊﾟﾝ)｢なんだね？｣


『ただ、1人だけこの事務所の中に親しい人がいるんです。

その人には絶対にデビューしてもらいたいんです。』


ﾊﾟﾝ)｢誰だね？｣


『それは言いません。彼なら必ず上に上がってきますから。』


ﾊﾟﾝ)｢君の口からその言葉が聞けると楽しみだよ。｣


『はい。では今日はこれで失礼します。』


ﾊﾟﾝ)｢ちょっと待ってくれ。｣


『ん？なんでしょう。』


ﾊﾟﾝ)｢その…脱退後はLunaとして活動再開するんだよな？｣


『そうですが。何か？』


ﾊﾟﾝ)｢それがユンギとジョングクがコラボしたいといつもここへ来るんだよ。｣


『それで俺が？』


ﾊﾟﾝ)｢そう。可能かね？｣


『今はまだなんとも言えません。』


ﾊﾟﾝ)｢いろいろとすまないね。じゃあまた連絡するよ。｣


『いえいえ、こちらこそ。では失礼します。』






ｶﾞﾁｬｯ)))







はぁーーー。疲れる。









おっさん話長ぇよ。

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