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「ほんと、?」
涼「うん。そんなことで嘘つかねぇよ」
涼「他の男にもこんなことしてきたの?」
「ううん」
「涼くんだけ、」
ふたり。目を見つめ合い、
「なら良かった」と。
涼くんは、
さっきと違って
小さい子を宥めるかのように
ゆっくり、ゆっくり、私の頭を撫でる
もう、この際言ってしまおう
「あのね、私。
涼くんにドキドキして欲しくて、」
やっぱり、私には
背伸びをすることなんてできない
どう頑張っても
結果、私が彼にドキドキさせられて。
本当に、どうかしちゃいそうだもん、
だから私が彼に仕掛けた(つもりなだけ)ことを
全て隠さずに話すと
涼くんは私の頬をその指でなぞった
涼「Aは、Aのままでいいんだよ」
涼「俺はそんなAも好きだから」
「りょ、う、くん……」
私が彼の名を口にしたら
んー?って涼くんは優しい顔を向ける
でもそんな表情とは裏腹に
彼が首元に顔を埋めて
甘い痛みを私に与えれば
そこへ、涼くんが
赤い綺麗な花を咲かせた
・
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・
アイドルオタクの恋
略して、“ドル恋”
涼「やばい、好きすぎる」
私にそんな言葉をぶつける彼のせいで
私の心臓は、もう
壊れちゃいそうなぐらい
早くなってしまって。。。
涼「A、大好きだよ」
これが、
私の、甘すぎるドル恋の話であった
End________「ドル恋!」
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みく(プロフ) - ん?あんずさんは、1歳?なのによく小説かけたね。そういう事じゃないのかな (2020年1月20日 18時) (レス) id: e098bf8f94 (このIDを非表示/違反報告)
はなか - 那須くんのお話が大好きです!!!続編もっと見たいなって思いました!これからも頑張ってください! (2019年9月2日 23時) (レス) id: c0a65210c3 (このIDを非表示/違反報告)
ばぶりゅ - 標くんのお話、とっても大好きだったので もう嬉しすぎて嬉しすぎて びっくりしました!あんずさんの描くお話 とっても私好みで 担当じゃない瑞稀くんや那須くんの話もすべて読ませていただいてます!(笑)これからも更新楽しみにしてます 。 (2019年8月15日 18時) (レス) id: 3c9c6f462f (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - 清良さん» ありがとうございます!!一番だなんて……!!嬉しすぎます、ありがとうございます!!ニヤニヤしてもらえて嬉しいです(笑)こちらこそ、これからもよろしくお願いします!! (2019年7月19日 23時) (レス) id: c8152cd10b (このIDを非表示/違反報告)
清良(プロフ) - 一周年おめでとうございます!!あんずさんは一番好きな作者さんです!ひとりでにやけながら読んでました!これからも素敵なお話待ってます! (2019年7月19日 6時) (レス) id: 7cb81e8898 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あんず | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=akko010716&scr=novel/321576798...
作成日時:2019年7月16日 20時