ep.3 ページ7
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A「っていう過去があったんだよ、私たち。」
ジェヒョク「感動した。」
A「でしょ?ジェヒョクよりずーーっと前から朝光のこと知ってるんだから。」
ジェヒョク「でも僕もサヒのこと好きなのは変わらないもん。」
練習室でそんな会話を繰り広げる私とジェヒョク。
アサヒ『なに言ってるん2人して。』
A『ジェヒョクには負けない宣言してた。』
アサヒ『やかましいわ。』
ジェヒョク『やかましい……?』
隣で会話を聞いていた朝光が携帯に目を向けながらツッコミをいれてくるのも日常茶判事。
デビューして2年が経って、私たちも立派とまでは言えないかもしれないけど頑張って活動している。
今日も新曲ダンスの練習だ。
アサヒ『そーいえばそのお守りまだ持ってるん?』
A『持ってるよ。部屋に置いてある。』
アサヒ『さすがに汚いんちゃう?』
A『捨てれないやろお守りなんか。』
『そーゆうもんか』とか言いながら携帯をいじる朝光。
最近はなぜか分からないけどこの3人でいることが多くなってきて、隣にジェヒョクと朝光がいるのが普通になってきた気がする。
ジェヒョク「A〜、今日練習終わったらご飯行こ!」
A「いいね!ジェヒョクの奢りで!!」
アサヒ「俺も行く〜。」
ジェヒョク「まだ払うとは言ってないじゃんか〜。」
やっぱり落ち着くんだよね、この2人といると。
同い歳ということもあるし話しやすい。
ユナ「A〜、私ともご飯行こうよ!」
ソファーに座りながら携帯をいじっていると、私とジェヒョクの間に割り込んで座ってきた相方のユナ。
ジェヒョク「ヤ〜、ユナ。狭いんだけど?」
ユナ「Aが構ってくれないんだもん。」
A「ごめんねユナ。ユナは今日も可愛いねぇ〜!」
ユナ「えへへっ。」
頭を撫でてあげると子供のように喜ぶユナ。
あ〜、ほんとに可愛い。
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作者名:絢 | 作成日時:2022年11月23日 16時