いちごみるく (ページ23)

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確信犯サンタクロースバーノンstory ページ23

12月24日！

今日はクリスマスイブ！みんなと一緒にパーティ！

……のはずが

親の仕事のせいで家にいなきゃならないし、友達はそんなことでドタキャンした私なんてほったらかしで予定通りパーリナイ

くっそぉ拗ねてやろうかな

彼氏がいるのにクリぼっちとかない。ありえない。JK初のクリスマスがこれじゃ台無しだ。

えぇい！クリスマスに浮かれてる全リア充爆発しろ！

1人でクッションをかかえてソファでTVを見ていると

ピンポーン

チャイムがなった。誰だろ？

｢やっほーA～！｣

そこにはなんとも美しいサンタクロースが。

『ハンソル！？どしたの！？』

｢いや～ひとり寂しくクリスマスを過ごしてる彼女をほっとくわけに行かないかと思って～｣

ニパっと笑った彼はさっきまでクリスマスに悪態を付きまくってた私の心をいとも簡単に溶かす。

『ハンソラありがとう！今めっちゃ寂しくなってたの。｣

｢やっぱりー？スングァンが行きたいなら彼女のとこいけ！っていうから来ちゃった～会いたかったよ～｣

ぎゅーと私を抱きしめる。そのままブンブンふるからわりと大変だけどそこから嬉しさが伝わり単純な私はつられて嬉しくなるんだ。

恐らくパーティからそのまま来たのであろうサンタ姿のハンソルはそれはもう可愛くて、それと同じくらいにかっこよかった。