いちごみるく (ページ3)

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「お前本当に、今日こそ掃除するぞ？今日俺も部活ないから帰りにお前の家よって手伝うから」

『マジで！？やった！ジフニが手伝ってくれるなら頑張るよー！』

「お前ってそういうところ本当に可愛いよな」

照れながら言うジフンを眺めるだけで私は幸せ。

でも、周りにはそうは見えてないみたい。

「ジフン君、今日も可愛い！あんな可愛くて性格男前とかやばいよね！」

「でも彼女の方が身長デカイんでしょ？ジフン君も、自分よりでかい女嫌だって！あんた小さいから奪えるかもよ？奪っちゃえ」

今日も聞こえてくる、聞きたくもない会話たち。

そう。ジフンはモテる。

なんでもできるし、性格男らしいのに見た目は可愛い系イケメン。もてないはずがない。

だから、なんでジフンが私を選んでくれたのか、ふしぎでしょうがない。

「あんなデカ女より、私と付き合えばいいのに」

そうやって、今までジフンがたくさん告白されてきたことだって知ってる。

ジフンが本当に私に愛想つさしちゃったらどーしよう。生きていけないかもしれない。

あーあ、この背の高さがにくいよ。