イケメンワンコと恋愛奮闘記 ミンギュstory ページ20
女1｢ミンギュく〜んおはよう｣
女2｢ミンギュくん、今日もイケメンだね！｣
女3｢ミンギュくん、今日映画一緒に行かない？｣
ミンギュくん、ミンギュくん……
朝から派手めな女の子たちが幼なじみもとい彼氏のデカイ子犬キムミンギュに話しかけている
私からほかの人に付き合っていることは内緒にしてほしい言ったとはいえ、やはりこれは精神的にくるものがある。
｢あ、おはよう。ありがとう君も可愛いよ。あー今日はごめん用事あるんだ今度誘ってよ｣
まぁ当のミンギュはそんな誘いをなれたかのようにさらっとかわしてこっちに向かってくるミンギュ
いつも通りなのに、見慣れた光景のはずなのに、私はモヤモヤしていた。
まぁ理由はミンギュの言った今度誘っての一言なのは明確なんだけどね。
だいたいモテ男の断り方ははっきりしてなくていかん。
今度誘ってとかアホ女は勘違いするじゃねーか。
荒れている私の心なんて知らないで、やっと女の子の波を乗り越えて私にたどり着いたミンギュはいつものように呑気だ。
｢A〜元気ないじゃん、どした？｣
『ミンギュあんた、今度誘ってねってあのこと今度どっかいくつもりなの？』
｢なわけ〜社交辞令に決まってんだろ？｣
『イケメンが甘いこと言ったらアホ女は勘違いするんですよ〜いいですか？イケメンくん』
｢わかりましたよA先生〜まぁイケメンも大変なんだよ、お察ししてくれ｣
『うるさい、とっくの昔からお察ししまくりだわ』
｢お〜さすがですね〜よくわかってる｣
『何年一緒にいると思ってんの？』
そうやって私とミンギュが話してる間にもケバケバしい女の子たちはコソコソ
女｢ほんとAちゃんとミンギュくんと仲良しだよね｣
女｢まぁ所詮幼なじみでしょ？地味だし敵じゃないって〜｣
アハハって笑ってるけど全部聞こえてるからな(怒)
あと参考までに言っておくとミンギュはケバケバしいこ好きじゃないからあんたらこそ敵じゃないわ。ふん！
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作者名：ちーずかまぼこ | 作成日時：2016年4月30日 18時
