いちごみるく (ページ13)

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昨日の体育祭だってそう。

ジフン君の彼女さんを抱き抱えて保健室まで連れてくなんて。

ジフン君と仲良しだから、安心するためにしたんだとは思うけど、あいつなりの優しさなんだろうけど！

私は胸が痛くてしょうがなかった。

いつまでただの幼馴染みなんだろうね、私達。

ウォヌに聞いたら一生って言うのかな。

早くこれをくずして一歩前に進みたいのに、壊すのが怖くて好きってさえ言えない。

ほんとに臆病なんだよね、私って。

でも、ウォヌのそばにいられるなら、一生幼馴染みでもいいかななんて思うんだから、私は相当惚れてるみたい。

でもさ、私だけバカにするけど、私だけ扱い雑だけど、女子の中で私だけ素のウォヌを知ってるし、私だけに特別優しいことだって知ってるから、

たまには期待だってしちゃうんだよ、馬鹿野郎。

毎日一緒に登下校してるのだって、特別みたいで嬉しくてしょーがないんだよ。

ロッカーのところでウォヌを待ってる時、

授業中わからなくてぼーっとしてるとき、

眠れなくて考え事してる時

いつだって考えてるのはウォヌのことで

ほんとにどーしてくれるんだチョンウォヌ

ムカついてきて、勢いよく上を向くと、もたれかかっていたウォヌのロッカーに思いっきり頭をぶつけた

『いった』