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第三者Side
マルス「俺だファナ！！俺なんだ！！本当にすまなかった！！あの時一緒に戦う力が無くて…！！俺を許してくれ！！」
ファナ「うぅ…ぁぁぁぁあ！！！」
ファナを抱き締めてそういうマルスに、ファナは奇声を上げる。
まるで、何かを思い出しているかのように。
マルス「…外の世界で出会ってしまったけど…まだ始まってない！！一緒に世界を見に行こう！！」
その瞬間ファナの瞳が見開かれ、ファナを取り囲んでいた禍々しい魔力が消える。
ファナの三つ目も消え、
ファナ「…うん。約束だよ。マルス…！」
ファナは笑顔でそう言った。
マルス「あぁ…！ファナ…！」
マルスは涙を流しながら、二人は抱き合った。
そんな二人を、Aとアスタは羨ましそうに見つめていた。
Aの頭の中にはノゼル、アスタの頭の中にはシスター・リリーがいて。
そんなAとアスタに歩み寄ったマルスは、手を差し出した。
マルス「A。アスタ。お前達のお陰だ。ありがとう」
アスタがその手を掴んだ後、Aもマルスの手を掴んだ。
アスタ「幼馴染助けられて良かったな！」
A「本当に良かった…！！」
そういうA達をファナは不思議そうに見つめた後、
ファナ「この二人…マルスの友達？…わぁー！マルスに外の世界の友達が出来たんだね！」
マルス「いや…友達では…」
アスタ「おう！友達だ友達！」
A「一回喧嘩したけどね！」
そう言ってAは自分の服がところどころ焼けてなくなっている事に気付き、少し顔を赤らめた。
その時ノエル、フィンラル、バネッサが凄い勢いで押し寄せる。
ノエル「毎回毎回ムチャして…バッカじゃないのー！？Aもよ！！」
フィンラル「ムチャする為に生まれたのかお前達は〜！？」
バネッサ「ほとんど裸じゃないの〜！！」
どうして私まで…とAは顔を顰めるが、三人が嬉しそうにそう言っている為、反論出来ずにいた。
ファンゼル「本当に…君は素晴らしい教え子だよ」
マルス「ありがとうございます。先生」
ファナ「ファンゼル先生！」
ファンゼルはマルスとファナを交互に見て、嬉しそうに微笑んだ。
ファンゼル「二人共…生きていて良かった…！！」
そしてファンゼルは二人を大事そうに抱き締めた。
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れぃち(プロフ) - 恋歌さん» ぁぁあありがとうございます！誤字とか見つけたので時間が出来た時に修正します！ (2019年5月1日 21時) (
レス) id: 86e20c10f6 (このIDを非表示/違反報告)
れぃち(プロフ) - メリアさん» 尊いですね！いやいや私なんてまだまだです！ありがとうございます！ (2019年5月1日 21時) (レス) id: 86e20c10f6 (このIDを非表示/違反報告)
れぃち(プロフ) - ウォルさん» 考えるのも楽しいです！ありがとうございます！ (2019年5月1日 21時) (レス) id: 86e20c10f6 (このIDを非表示/違反報告)
恋歌(プロフ) - 続編おめでとうございます！もう何回も読み返しました！ファンです！これからも頑張ってください！応援してます (2019年4月30日 17時) (レス) id: 51f8eec8e8 (このIDを非表示/違反報告)
メリア - ノゼルさん尊い…れぃち様感謝神様…！ (2019年4月30日 17時) (レス) id: edc4abbf43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れぃち | 作成日時：2019年4月14日 18時
