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第三者Side
魔女の森にて、たくさんの女性の声が響き渡る。
「ちょっとー、これもう少し安くなんなーい?」
「それ以上は無理だよ」
「この前ひっかけた男がさあ〜。それはそれはきもくって。フッハしか言わないし」
「え!?マジぃー!?」
そんな話し声の中に、男性の声は無く。
そんな魔女の森の奥深く、魔女王が住む住み処では、
魔女王「不完全」
魔女王とバネッサが睨み合っていた。
魔女王「バネッサ…貴方がこの森を出て行って私の計画は完璧からは程遠いものになってしまったわ…。貴方の糸魔法は私の言う通りに極めれば運命をも操れるものなのに…それなのに…あんな男にそそのかされて」
魔女王の頭に『黒の暴牛』団団長、ヤミ・スケヒロの顔が浮かぶ。
魔女王「男なんて…それもただの人間なんかに…!私達完璧な魔女が…!!」
魔女王の手がワナワナと震え、
魔女王「いいように使われて!!恥ずかしくないの!?」
その威圧に、バネッサの後方の部屋の壁が一気に吹き飛んだ。
魔女王「あら…不完全な部屋ね…」
バネッサ「…不完全はあんただっつーの…」
その言葉に魔女王は眉を顰める。
バネッサ「いい…?私に帰って来て欲しかったら条件は一つ…!古代解呪魔法を私に教えなさい!!」
魔女王の冷たい視線がバネッサを射抜く。
バネッサも負けじとその瞳を見つめ返した。
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れぃち(プロフ) - 恋歌さん» ぁぁあありがとうございます!誤字とか見つけたので時間が出来た時に修正します! (2019年5月1日 21時) (レス) id: 86e20c10f6 (このIDを非表示/違反報告)
れぃち(プロフ) - メリアさん» 尊いですね!いやいや私なんてまだまだです!ありがとうございます! (2019年5月1日 21時) (レス) id: 86e20c10f6 (このIDを非表示/違反報告)
れぃち(プロフ) - ウォルさん» 考えるのも楽しいです!ありがとうございます! (2019年5月1日 21時) (レス) id: 86e20c10f6 (このIDを非表示/違反報告)
恋歌(プロフ) - 続編おめでとうございます!もう何回も読み返しました!ファンです!これからも頑張ってください!応援してます (2019年4月30日 17時) (レス) id: 51f8eec8e8 (このIDを非表示/違反報告)
メリア - ノゼルさん尊い…れぃち様感謝神様…! (2019年4月30日 17時) (レス) id: edc4abbf43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れぃち | 作成日時:2019年4月14日 18時