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143. ページ49

ライア「お姉さん。悪いけど続きは今度ねー!」

ヴェット「このままではお前の身も持たんぞ、リヒト!!」


焦りを隠しきれないライア、ヴェット、ファナが三角形になるようにリヒトを囲み、


ライア・ヴェット・ファナ「「「三位一体 封印魔法」」」


今にも暴走しそうなリヒトを封印しようとする。


少し時間はかかったが、封印に成功した。


ライア「ちょっと頑張り過ぎたねリヒトくん。ゆっくり休もう。行くよヴァルちゃーん。ウチの大将の具合が悪いから今日はここで帰らせてもらうねー」


彼らの足元に空間魔法が出現する。


ヴェット「今回は我々の敗北だ。だが次に会う時はお前達に真の絶望を味わわせてやろう!」

ファナ「その時があなた達の最後…」

ヴェット「我ら『白夜の魔眼』は…常にお前達を見ている」


そう言って空間魔法の中へと沈んで行った。


アスタ「か、勝ったのか?」


それを見てアスタは呟く。


ヤミ「アイツらが逃げたんなら俺達が勝ったんじゃね?」


ヤミ団長のその言葉に私とアスタはハイタッチをし、


アスタ「よっしゃぁぁあ!!」

A「やったぁあ!」


全力ではしゃぎ合う。


それも束の間、アスタがドサッと地面に倒れ込んでしまった。


ヤミ「流石に限界だったか…しょうがねー、連れてってやれフィンラル」

フィンラル「俺!?」


フィンラル先輩ご愁傷さまです。


シャーロット「信じられん程の魔力にそれを容易く封じる魔法…。ヤツら…まだ本気では無かった…!」

ジャック「アイツら…宿っている『魔』がとてつもない上に自然の『魔』の扱いも段違いに上手い…。『魔』に愛されてる…ねぇ…。カカ!裂き応えのあるヤツらだぜぇ!」


シャーロット団長は悔しそうに顔を歪め、ジャック団長は面白そうなものを見つけたように口角を上げ。


ノゼル団長は、静かに倒れているアスタを見つめていた。


A「もう、アスタってば」


そう言った途端、クラっとする頭、歪む視界。


あれ…、なんか…、私も…。


A「ちょっと…休憩…」


それを最後に、私は意識を手放した。

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なぎ - めっちゃ良いです(´∀`*) (2019年6月11日 12時) (レス) id: 2c3bf4091e (このIDを非表示/違反報告)
れぃち(プロフ) - 恋歌さん» ありがとうございます!グダグダでお恥ずかしい文面ばかりですがそう言って貰えて嬉しいです!番外編作れたら作りたいなとは考えております! (2019年3月26日 14時) (レス) id: 86e20c10f6 (このIDを非表示/違反報告)
れぃち(プロフ) - ウォルさん» いつもコメントありがとうございます!これからも何卒よろしくお願いします! (2019年3月26日 14時) (レス) id: 86e20c10f6 (このIDを非表示/違反報告)
れぃち(プロフ) - 刹那さん» ありがとうございます!!!嬉しいです! (2019年3月26日 14時) (レス) id: 86e20c10f6 (このIDを非表示/違反報告)
恋歌(プロフ) - 何回も最初から読み直してます!もちろん一番右の星押させてもらってます!毎日ドキドキです。続編も頑張ってください!一つ質問なんですが番外編?短編?とかってやらないんですかね?ただ気になっただけなのでこれは無視して大丈夫です!これからも応援してます (2019年3月25日 23時) (レス) id: 51f8eec8e8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れぃち | 作成日時:2019年3月19日 14時

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