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129. ページ35

天井が崩れ落ち、それが私達目掛けて落下する。


リヒト「いけない…。魔力は大分抑えたんだが、やはり脆すぎるね。この世界もお前達も…」

ヴァルトス「さすがリヒト様!まるで神を思わせる力!リヒト様がその気になれば魔法騎士団など赤子同然!」


言ってくれるじゃない。


これで私達がやられたとでも?


アスタ・ヤミ「「うぉぉぉらぁぁあ!!!」」

A「重っ!!」


落石を退かし、私達は笑顔を見せた。


ヴァルトス「なっ!?」

ヤミ「今の様に集中すれば自然物の『氣』も感知できる!これで不意な落石等で死ぬことはねーな!!」

アスタ「うおおおおお『氣』すげぇぇええ!!『氣』ばんざぁぁい!!!」


何で二人はこんなにテンションが上がってるのだろうか。


そんな二人にリヒトは冷ややかな視線を送る。


ヤミ「よぉぉおおし!じゃあステップアップして次はあの丸眉白髪野郎だぁあ!!」

アスタ「えぇええええ!?でも今ならやれそーな気がするぅぅう!!」


私もそんな二人に冷ややかな視線を送った。


アスタ「いよっしゃぁあ!!!覚悟しやがれ丸眉ー!」

ヤミ「いや違ったわ」


先程までハイテンションだったのにヤミ団長が急に冷静になったものだから少しばかり困惑してしまう。


ヤミ「お前やったら死ぬ」

アスタ「Aには任せたのにですかー!?ていうかどーしてくれんすか!?俺のこの上がりきったテンションんん!!」

ヤミ「いや知らん。テメーはあのガリガリ顔面ラインマンとやれや」


ヤミ団長って、人にあだ名つけるの好きよね、変なのばかりだけど。


アスタは渋々頷き、ヴァルトスの方へと向かっていった。


リヒトがあんなに怒ってたものだからてっきりヴァルトスはご臨終になったのかと思ったけど。


そうでもなかったみたいね。


A「ヤミ団長、私はどうすれば?」

ヤミ「お前はよく頑張った。よって休憩を与える」


え。


ヤミ「さてと、久しぶりだぜ。全力を出すのは」


呆ける私を無視して、ヤミ団長は魔力を解き放つ。


先に攻撃を仕掛けたのはヤミ団長で。


ヤミ「闇魔法 闇纏・無明斬り」


それをリヒトは涼しい顔で避ける。


ヤミ「テメェさっきの昔話で話が終わったわけじゃねぇよな?続き聞かせろや。テメーの本当の目的は何だ?その魔導書を持ってるってことはクローバー王国民だよな?何で祖国を狙う?」


話しながらヤミ団長の攻撃は止むことはなく。


そっか…あの魔導書を持ってるってことは…。

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なぎ - めっちゃ良いです(´∀`*) (2019年6月11日 12時) (レス) id: 2c3bf4091e (このIDを非表示/違反報告)
れぃち(プロフ) - 恋歌さん» ありがとうございます!グダグダでお恥ずかしい文面ばかりですがそう言って貰えて嬉しいです!番外編作れたら作りたいなとは考えております! (2019年3月26日 14時) (レス) id: 86e20c10f6 (このIDを非表示/違反報告)
れぃち(プロフ) - ウォルさん» いつもコメントありがとうございます!これからも何卒よろしくお願いします! (2019年3月26日 14時) (レス) id: 86e20c10f6 (このIDを非表示/違反報告)
れぃち(プロフ) - 刹那さん» ありがとうございます!!!嬉しいです! (2019年3月26日 14時) (レス) id: 86e20c10f6 (このIDを非表示/違反報告)
恋歌(プロフ) - 何回も最初から読み直してます!もちろん一番右の星押させてもらってます!毎日ドキドキです。続編も頑張ってください!一つ質問なんですが番外編?短編?とかってやらないんですかね?ただ気になっただけなのでこれは無視して大丈夫です!これからも応援してます (2019年3月25日 23時) (レス) id: 51f8eec8e8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れぃち | 作成日時:2019年3月19日 14時

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