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119. ページ25

ゴーシュ「お前ら、行くぞ!」


俺が掛け声なんてらしくねぇが、なんてったって、この中では先輩だ。


アスタ「はいっす!」


アスタが剣を魔導書から取り出す。


A「アスタ…」


Aの驚いた声が聞こえ、アスタの方に目を向けると、


ゴーシュ「剣が、光ってやがる…」


これは…俺の魔力を借りている、だと?


A「あの時と、同じ…」


あの時?


言ってる意味が分からなかったが、まあ、


ゴーシュ「やれそうか?」

アスタ「はい!」

A「私が道を作ります!」


これなら…あの化け物もどうにか出来そうだな。


A「光創成魔法 月からの射手」


Aが道を作り、アスタは剣を振る。


その剣から魔法が放たれ、それは化け物の体を真っ二つにした。


だが、それもすぐに戻ってしまう。


アスタ「これでもダメかぁー!」

?「わぁ〜!?なになに今のぉ〜!?反魔法の飛ぶ斬撃〜!?どうやって撃ったのぉ!?」


…何がどうなってやがんだ。


あの剣は…一体…?


つーか、あの化け物もあれをくらって再生するとかどんだけだよ!


ヤツの再生が間に合わない数の有効打を一気に叩き込むしかねぇ。


一番の有効打はアスタの今の斬撃だが、手数が足りなすぎる。


Aはアスタへの安全な道を作ってくれてるし…。


…待てよ?


俺は自分自身の写し身をつくる魔法を使っていたが、これを他者に使ったらどうなるんだ?









.









常に単独での行動を好み、かつ他者を信用しなかった為



他者に対して自身の魔法を補助的に使うという発想のなかったゴーシュ。



だが今までの失敗と不本意ながらAとアスタを認めたことにより



急速に魔法理論を思考・展開させ始めていた。



結果____



根本的には類似するがまったく異なる魔法を生み出し



魔導書に新たな一ページを刻んだ。









.









だがこの魔法は、今の魔力じゃ発動出来ねぇ!!


ゴーシュ「おいババア!少しの間だけ時間稼ぎ頼む!!」

テレジア「ったくババア使いの荒い輩だねぇ!一分しか持たないから早くしておくれ!!」


言われなくても分かってるさ、自分でもババア使いの荒い輩だって。


でも、そうやって引き受けてくれてるババア、嫌いじゃないぜ。

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なぎ - めっちゃ良いです(´∀`*) (2019年6月11日 12時) (レス) id: 2c3bf4091e (このIDを非表示/違反報告)
れぃち(プロフ) - 恋歌さん» ありがとうございます!グダグダでお恥ずかしい文面ばかりですがそう言って貰えて嬉しいです!番外編作れたら作りたいなとは考えております! (2019年3月26日 14時) (レス) id: 86e20c10f6 (このIDを非表示/違反報告)
れぃち(プロフ) - ウォルさん» いつもコメントありがとうございます!これからも何卒よろしくお願いします! (2019年3月26日 14時) (レス) id: 86e20c10f6 (このIDを非表示/違反報告)
れぃち(プロフ) - 刹那さん» ありがとうございます!!!嬉しいです! (2019年3月26日 14時) (レス) id: 86e20c10f6 (このIDを非表示/違反報告)
恋歌(プロフ) - 何回も最初から読み直してます!もちろん一番右の星押させてもらってます!毎日ドキドキです。続編も頑張ってください!一つ質問なんですが番外編?短編?とかってやらないんですかね?ただ気になっただけなのでこれは無視して大丈夫です!これからも応援してます (2019年3月25日 23時) (レス) id: 51f8eec8e8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れぃち | 作成日時:2019年3月19日 14時

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