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ゴーシュ「小僧、そのローブ」

マルコ「勇気が出るからってアスタが貸してくれたんだ!マリーは僕が護るから任せてよ!」

マリー「マルコとここで待ってるから、お兄ちゃん皆を助けに行って!」


…ったく。


ゴーシュ「絶対だぞテメークソガキ。マリーに何かあったらテメーを殺すからなコノヤロー」


そう言って俺は元の道を戻って行く。


…どいつもこいつも、A、アスタって…。


アイツらが何だっつーんだ。


団長も他の団員もアイツらの事買ってたが、Aとか簡単にあの女に捕まってたじゃねーか。


つかどーせ諦めてアイツらもババァも逃げてるだろ。


一皮むけば、人間誰でも他人なんかより自分が大事に決まってるからな。


そう思い、俺は戻ってきた。


その思いは、見事に砕け散る。


傷だらけになりながらも子供達の前に立つAとアスタ。


?「しぶといなぁも〜。そんなヤツら護るのやめて早く私に捕まっちゃいなよ〜」


そうだ、何も自分を犠牲にしてまで、


A「護るのをやめる?」

アスタ「俺達は魔法騎士団だぞ」


犠牲に…してまで、


A・アスタ「「死んでも断る!」」


全身を何とも言いがたいものが駆け巡った。


…コイツら、本物の馬鹿か…!?


流れる冷や汗。


アスタ「そして俺はー!魔法帝になるまで絶対に死なぁぁあん!!」


勢い付くアスタの背中を俺は蹴った。


A「ゴーシュ先輩!?」

ゴーシュ「アホみてーなこと叫んでんじゃねぇ」


背中をさすりながら、


アスタ「あんた何逃げてくれてんすかぁあー!」

ゴーシュ「るせー!逃げてねー。俺はマリーを逃がしただけだ」


間違ってないしな。


テレジア「やっと戻ってきたかい。あのバカ!」

?「君なんかが加わったところで無駄だよぉ〜!」


うるせえな、そのテンション高い声。


耳障りだ。


ゴーシュ「俺一人で相手してやるよ!とにかく俺は戦う!マリーの愛の為に!そしてマリーにお兄ちゃんカッコイイと言われる!リアル・ダブル」


からの、


ゴーシュ「ダブル・リフレクト・リフレイン」


もう一人の自分と鏡魔法を使い、化け物に攻撃をくらわす。


A「俺一人って言うか、二人…よね」


この化け物、魔力が次々に湧き出てすぐに再生しやがる。


生半可な攻撃じゃ倒せねー。


あの女にはそもそも俺の魔法が効かねーし。


ここまで相性が悪いのは団長以来か…。

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なぎ - めっちゃ良いです(´∀`*) (2019年6月11日 12時) (レス) id: 2c3bf4091e (このIDを非表示/違反報告)
れぃち(プロフ) - 恋歌さん» ありがとうございます!グダグダでお恥ずかしい文面ばかりですがそう言って貰えて嬉しいです!番外編作れたら作りたいなとは考えております! (2019年3月26日 14時) (レス) id: 86e20c10f6 (このIDを非表示/違反報告)
れぃち(プロフ) - ウォルさん» いつもコメントありがとうございます!これからも何卒よろしくお願いします! (2019年3月26日 14時) (レス) id: 86e20c10f6 (このIDを非表示/違反報告)
れぃち(プロフ) - 刹那さん» ありがとうございます!!!嬉しいです! (2019年3月26日 14時) (レス) id: 86e20c10f6 (このIDを非表示/違反報告)
恋歌(プロフ) - 何回も最初から読み直してます!もちろん一番右の星押させてもらってます!毎日ドキドキです。続編も頑張ってください!一つ質問なんですが番外編?短編?とかってやらないんですかね?ただ気になっただけなのでこれは無視して大丈夫です!これからも応援してます (2019年3月25日 23時) (レス) id: 51f8eec8e8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れぃち | 作成日時:2019年3月19日 14時

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