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小芭内「あれは拷問と同じだったからな。」
なるほど、そんな拷問を他の皆にやるなんてかわいそうだと思って蛇は引き止めてくれたのね、ありがとう蛇くん!!…何て言うと思ったか。
むしろ殺意湧いたわ。
それに、
A「え、案外嫌そうでもなかったですよ?」
「最初は本当に嫌そうな顔でしたけど段々とその表情は和らいでいってましたよ?」と付け加えようと思ったがまた何か言われると思った私はただ返事を待つ。
小芭内「くだらない妄言を吐き散らすな。そもそも俺は最初から快く引き受けたつもりはない。これからも、俺は引き受けない。」
ね?あの一言でさえこの様だ。言わなくて正解だったわ。
小芭内「だが、お前がどうしてもと言うなら___…」
そこで伊黒さんは言葉を切る。
A「伊黒さん?」
蛇を自身側へと引き寄せると、下から顔を覗き込んできた。
自然と上目遣いになる伊黒さん、そして呆気にとられる私。
小芭内「どうしてもと言うならそれ相応の覚悟をして頼め。」
それ相応の覚悟って何だ?と頭を回転させながら私は思う。
上目遣いされる側ってこんなにも…する側より恥ずかしいんだな。
A「…やっぱり悪くはなかったです?私の上目遣い。」
小芭内「先も言ったがくだらない妄言を吐き散らすな。お前が目の前にいるだけで___…」
A「いやほんとごめんなさい。調子に乗りすぎました。」
挨拶をしただけで伊黒さんからはネチネチ言われるんだ、会話をすれば尚言われるに決まっているじゃないか。…ここは早く立ち去るべきだ。そうしないと私のメンタルは持たない。
A「伊黒さんっ………と蛇くん。あの…他の人にはしないのでそろそろ戻ってもよろしいでしょうか。」
蛇くんが凄い勢いで睨んできた気がしたので蛇くんも付け加えた。大丈夫、蛇に臆するな私!
しかし返ってきたのは伊黒さんからではなく、
天元「お?派手に何かやってんのか?しかも2人で。」
A「…もうヤダ、何今日…。」
宇髄さんだった。
私の本日のメンタル、早くも崩壊しそうです。
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明(プロフ) - おおおお終わり!?!? (8月2日 16時) (レス) id: 72e740ca3a (このIDを非表示/違反報告)
美穂(プロフ) - 終わってしまって寂しいです (2022年8月8日 6時) (レス) @page30 id: c0f42fdb83 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 顔にニヤケしかでてきませんでした!!!面白かったです^^* 更新楽しみにしてます! (2020年2月8日 23時) (レス) id: dc882952f9 (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - 更新頑張ってください!ものすごくおもしろいです!! (2020年2月6日 15時) (レス) id: 85026b1c18 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこにゃ - 面白いです!続き楽しみにしています!!頑張ってください*\(^o^)/* (2020年1月28日 18時) (レス) id: dc3aadf988 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れぃち x他1人 | 作成日時:2019年9月3日 21時