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A「気になって眠れなかった。」




結局あれからずっと考えている間に朝になった。




いつもなら目が嫌でも覚めるのだが今日ばかりは目がしょぼしょぼとしている。




一晩中上目遣いの事が頭から離れなくて考え込んでしまったなんて…なんたる不覚。




私は一刻も早くしのぶさんに聞きたくて自室を出る。




A「しのぶさ〜ん!」


小芭内「胡蝶めならもう出たが。」




上目遣いについて聞こうとしのぶさんを呼んで探していたその時、伊黒さんが心底迷惑そうに出てきた。




A「そんなあからさまに嫌な顔しなくても。」


小芭内「声が大きいのが悪い。迷惑、耳障り__…」


A「はいすみませんでしたー。」




朝一から伊黒さんのはちょっと、きつすぎるよメンタル的に。




A「しのぶさん、もう出ちゃったんですね。早いなぁ。」



最後の癒しも頂戴しときたかったのに。




小芭内「それでなぜこんな朝から大声で胡蝶めを探していた。」


A「上目遣いについて聞こうと思いまして。」




そう嘘偽りなく答えると、伊黒さんの目が細められた。




だがそれも一瞬で、何言ってんだこいつ的な顔へと変わっていく。




A「伊黒さんは、上目遣いについてどう思いますか?」


小芭内「は。」




あれ、伊黒さんからいつものネチネチ攻撃が来ないだと?




A「伊黒さん?」




こうも明らかに黙り込まれるとなんか調子狂うっていうか…いや本来ならこれが普通なんだよね。




今までがおかしかったんだよ、はい解決。




A「伊黒さ〜ん?もしかして上目遣いについて何か知ってます?上目遣いすると良い事もあるみたいなんですけど。」




昨日しのぶさんがしてきたように、私も伊黒さんの耳に口を寄せて言ってみる。




小芭内「至らん事ばかり覚えてどうする。一体それを聞いてどうするんだ。誰かにやってみるのか。」


A「伊黒さんにやってみようかなって。」




すると本日2度目のお目目スッ…頂きました。




A「だからお願いしますこの通り!!気になって昨日も眠れなかったんですよ!」




ここまで来たらモヤモヤしたままじゃ嫌だし。




精一杯お願いしてみる。




伊黒さんは最終的に折れてくれて、私の腰を抱き寄せた。




ん…抱き寄せ…!?




まぁそれは置いといて抱き寄せる際「最悪」と嫌そうに言ったの私聞き逃してないからな。




そっちの方が重要だわ。

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(プロフ) - おおおお終わり!?!? (8月2日 16時) (レス) id: 72e740ca3a (このIDを非表示/違反報告)
美穂(プロフ) - 終わってしまって寂しいです (2022年8月8日 6時) (レス) @page30 id: c0f42fdb83 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 顔にニヤケしかでてきませんでした!!!面白かったです^^* 更新楽しみにしてます! (2020年2月8日 23時) (レス) id: dc882952f9 (このIDを非表示/違反報告)
- 更新頑張ってください!ものすごくおもしろいです!! (2020年2月6日 15時) (レス) id: 85026b1c18 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこにゃ - 面白いです!続き楽しみにしています!!頑張ってください*\(^o^)/* (2020年1月28日 18時) (レス) id: dc3aadf988 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れぃち x他1人 | 作成日時:2019年9月3日 21時

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