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12. ページ15

A「って事があったんですけど、もう私ってこの世に存在してていいのか不安になってきました。」




夜。私は蜜璃さんと今日の昼間の出来事を話しながら夕飯を食べていた。




蜜璃「愛されてるのね!」




愛されてる?私が?昨日しのぶさんにも言われた気がするけど、どこをどう見たら愛されているように見えるの?




私は蜜璃さんとその目の前にたくさん並べられた食事を交互に見る。…蜜璃さんのどこにこれだけの食事は入っていくのか…。




そこで私は自分の胸元に視線を落とす。…なるほど。自己解釈をし、私はそれ以上何も考えまいとご飯に手を付けた。




蜜璃「あっふぇふぇんへいはふぁいふぃは」


A「ゆっくりどうぞ!?」




何かを言っているが全く聞き取れない。蜜璃さんは急いで飲み込み、私の方へ身を乗り出した。




蜜璃「だって伝令がない日はこの屋敷で皆過ごしてるわ。Aちゃんが来た日からね!」




目を輝かせながらそう言う蜜璃さんだが、それとは真逆に私は唖然とするしかなかった。




そんなに私に嫌がらせがしたかったのか。皆。




蜜璃「そんなに嫌わていると思うなら…、そうねー、無一郎くんに相談してみたら?」


A「そこは冨岡さんじゃないんですね。」




しのぶさんが言っていた。冨岡さんは嫌われていると。本人は自覚無しらしいが。




蜜璃「だってだって、私見てたのよね!無一郎くんがAちゃんの腕を引いて何かを囁いていたところ!」




キャー!!と顔を真っ赤にする蜜璃さんだが、それ誤解です。「うるさい。」と真顔で言われてました。




蜜璃「だからだから、無一郎くんに聞けば何かわかると思うの!そこで一線越えちゃったり…キャーッ!」




絶対ない。ありえない。死んでもありえない。なんか伊黒さんの3コンボみたいになったけど許して。




A「では明日聞いてみますね。」


蜜璃「今から聞くの!」


A「はい?」




今から聞く?首を傾げる私を蜜璃さんは立たせる。




蜜璃「ここを出て真っ直ぐ進んで突き当たりのところにいるはずだから!頑張ってね!」




ニコッと微笑む蜜璃さん。笑顔に裏はないんだけどなぜだか断れない笑顔だ。




A「い、ってきます…。」




私は苦笑いを零し、時透くんのところへと向かうのだった。









━━━━━━━━━━━━




『時透くんになぜこんなに嫌われているのか相談』

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(プロフ) - おおおお終わり!?!? (8月2日 16時) (レス) id: 72e740ca3a (このIDを非表示/違反報告)
美穂(プロフ) - 終わってしまって寂しいです (2022年8月8日 6時) (レス) @page30 id: c0f42fdb83 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 顔にニヤケしかでてきませんでした!!!面白かったです^^* 更新楽しみにしてます! (2020年2月8日 23時) (レス) id: dc882952f9 (このIDを非表示/違反報告)
- 更新頑張ってください!ものすごくおもしろいです!! (2020年2月6日 15時) (レス) id: 85026b1c18 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこにゃ - 面白いです!続き楽しみにしています!!頑張ってください*\(^o^)/* (2020年1月28日 18時) (レス) id: dc3aadf988 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れぃち x他1人 | 作成日時:2019年9月3日 21時

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