いつだって【K.Y】 (ページ5)

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『気持ちぃー！！』

朝から時が流れ、暖かい青空の下で大きく寝転び、午前中の疲れを思いっきりはき出す

美羽とお弁当をならべてたわいもない話をする

この時間が1日のなかでいちばん楽な時間

『ねぇ美羽はさ、今の彼氏さんとどうやって付き合うようになったの？』

｢え？急だね～笑｣

美羽には隣の男子校に赤髪の彼氏がいる

見た目はすごい怖いらしいんだけど根は優しいらしい。

｢わたし最初はね、彼のこと苦手だったの。
だってほら、赤髪だし笑｣

｢でも私がピンチのとき助けてくれたのが彼で、それ
から彼のことちゃんと見てあげようって思ったの｣

純粋な恋っていいなぁ

そう思いながら美羽の幸せを噛みしめていると、

｢そういうAは？どうなのよ、岸と｣

・・・

『え？！まってなんで？！』

｢いや、あんたわかりやすすぎだから笑｣

嘘でしょ、、恥ずかしすぎじゃん私

『うん、実はね

でも、優太からは離れようと思ってるんだ』