いつだって【K.Y】 (ページ12)

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それから日がたち夏休みを来週に控えたわたしたち

あれからクラスの子といることが多くなったわたしは、優太と一緒にいる時間も減った

｢ねえねえA！花火大会一緒に行こーよ！｣

『いいね！紫耀くんも？』

美羽と紫耀くんと一緒に遊ぶことも増え、
今では3人で遊ぶことが当たり前となっていた

｢うん！でもさすがに3人はあれだから誰か誘う？｣

確かに花火大会は2人の時間もほしいよねと思い

『そうだね！誰誘おっかなー？』

去年までは優太と一緒に行っていたけど、

さすがに誘うのはな…

｢Aちゃん花火行くん？｣

『廉くん！うん行くよー！

あ、美羽！廉くんはどう？』

｢全然いいよ！｣

『ねえ廉くん！花火一緒にいかない？

あ、一緒って言っても美羽とその彼氏さんもいるんだけどね』

廉｢なんかダブルデートみたいやな！！｣

ダ、ダダダダブルデート？！

『いやっ！ち、違うからっ！』

廉くんは何を言ってるんですか？！

第1わたしたち付き合ってないでしょ？！

廉｢はははははっそんな焦らんでいいから笑

冗談やって！ほんまAちゃんおもろいわー笑｣

『もう廉くん！』

冗談でもそんなこと言う？！

廉くんの言葉に1人であたふたしているうちに、

美羽と廉くんはいつの間にか仲良くなっていた

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この花火大会が、私たちを変えるものになるなんて誰も思わなかった＿＿＿＿＿