いつだって【K.Y】 (ページ11)

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｢ねぇA！今日の放課後あいてる？駅前の新しいパンケーキ屋さんいかない？｣

『え！いくいく！』

美羽と約束してから時間が過ぎるのははやくて
いつの間にか放課後になっていた

｢あ、そうそう！彼氏もいるんだけど大丈夫？｣

『わたしは大丈夫だけど、逆にわたしいて大丈夫なの？』

｢大丈夫！Aにも彼に会ってほしかったから！｣

彼氏さんのことは美羽から何回も聞いたことがあるけど、会うのは初めて

それにせっかくの放課後デートになるのに
ほんとに大丈夫なのかな？

先生に呼び出された美羽は、

彼氏を待たせる訳にはいかないと
私に｢連絡するから先に行っといて！｣と言い

先生のもとへと走っていった

『初めて会うのに無理だよ....』

そういいながら門へ向かうと周りから視線を集める赤髪

赤髪くんのもとへ近寄ると

｢君がAちゃん？｣

『はっ、はい！』

赤髪＋目めっちゃ鋭いじゃん…！

まさか名前を呼ばれるとは思わず、声が裏返ってしまった

美羽～～初対面には怖すぎるよぉ

｢そんな怯えないで？おれ紫耀！こんな髪してるけど彼女の親友殴らないから笑｣

あれ、意外と雰囲気やわらかい....

美羽の言う通り根は優しいのかな？

｢ごめーんお待たせ！行こっか！｣

それから数分して用事を終わらせた美羽と合流してパンケーキ屋さんへいき、

美羽の彼氏さんのことを紫耀くんと呼べるようにもなり、その日は終わった