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て「めっちゃ緊張したわ……」
一度、落ち着いて夕食を食べていると
てつやさんがボソッと呟いた。
「緊張してるなって、わかりましたよ」
て「本当？」
「はい、顔も真っ赤でした」
て「うわぁ」
「なんなら、汗びっしょりでしたよ」
て「うわあ、全然カッコついてないじゃん…」
「いえ、かっこよかったですよ」
てつやさんは照れて顔を手で隠す。
「シンプルな告白が1番伝わりやすいです」
て「そっか、ならよかったわ！」
満足そうに笑って、パスタを美味しそうに食べる。
この時間がいつまでも続いて欲しい。
てつやさんと、幸せになりたい。
その想いは日に日に強くなって____
.
.
____半年後。
て「やっぱ久々のドライブは気持ちいいわ！」
「だよね！私も車、買っちゃおうかな〜」
世間に交際を発表し、落ち着いた頃。
私達は交際して初めての
ドライブデートに行くことになった。
オープンカーで太陽の光を浴びて、風を感じる。
大きく伸びをすると
て「あ、そうだ」
と、信号待ちにポケットをゴソゴソするてつやさん。
ゴソゴソしている途中で信号は青に変わってしまい、
車を走らせる。
「どうした？」
忘れ物でもしたのかな、と様子を伺っていると
て「…初めて出会った時、俺がもしAを無視して大勢のファンから逃げてたら、絶対に今みたいな関係にはならなかったと思うんだよね」
「それは、もちろんそうだと思うけど…それがどうしたの？」
急に懐かしいこと言い出すなぁ、と
あの時を思い出しつつ、水を飲む。
てつやさんの顔を見ると
顔が赤いし緊張しているように見えた。
て「俺と結婚、する？」
あまりに恥ずかしかったのか、てつやさんの
口角がだんだん上がる。
初めてドライブした時に
言われたプロポーズのようなノリで伝えられた。
予想してなかったので
私はポカンと口を開ける。
そして3秒後、理解する。
「うん、する！」
あの時は困って断ってしまったけど
今はもう大丈夫。
待ちに待ったプロポーズ。
その日の夜は、眠れなかった。
.
終わり
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郷(プロフ) - ほんさん» いえ…教えてもらわなかったら気付きませんでしたから、感謝するのはこちらの方です！最後まで読んでくださり、ありがとうございました…！ (2020年9月19日 22時) (
レス) id: 9d2a7641bf (このIDを非表示/違反報告)
ほん(プロフ) - 郷さん» 完結おめでとうございます！先程のコメント、作品読み終わる前にしてしまいました、お許しください~_~;文が綺麗で素敵でした、、！他の作品も読ませていただきます(^^) (2020年9月19日 22時) (レス) id: 6590fa2801 (このIDを非表示/違反報告)
ほん(プロフ) - 郷さん» そうでしたか、それならよかったです(^^)これからも応援しています！郷さんのペースで更新頑張ってください＼(^^)／ (2020年9月19日 22時) (レス) id: 6590fa2801 (このIDを非表示/違反報告)
郷(プロフ) - ほんさん» あっ…！見落としていました。教えてくださり、ありがとうございます。そして読んでくれてありがとありがとうございます！ (2020年9月19日 8時) (レス) id: 9d2a7641bf (このIDを非表示/違反報告)
ほん(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらっています(^^)25話が無いのは故意なんでしょうか、、？気になってしまったのでコメントさせていただきました、余計なお世話だったらすみません~_~; (2020年9月16日 17時) (レス) id: 6590fa2801 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：郷 | 作成日時：2020年9月7日 18時
