恋に夢見る鬼殺剣士. 【ワンピース】【鬼滅の刃】

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「…ぁﾞあﾞもう！！当たらん！！！」









まぁ、そのまま当たるわけでもなく.









舌打ちされたのにろーさんはまた私の背後に回った.









恐らくあと1秒経ったら私は切られる.









後ろを振り向く時間なんてないので.









ろーさんが刀を横に振るか上から突き落とすかなんかわからない.









さて、どうしようかな.









_____もう、Aちゃんったら！
今の伊黒さんの技、避けられた筈よ！！
左右と正面がダメなら、
後ろに突っ込めばいいの！！______









伊黒さんと知り合ってそんなに時間が経ってない時.









手合わせなんて言って、私のことを試してきた.









あの時の伊黒さんと今のろーさんとで全く状況が同じだ.









なにが手合わせだよ、









今のろーさんと蛇柱、両者ともに殺意が凄いんだけども.









なに？？そんな私殺 そうとしてたの？？？？









「あんの、へびばしらぁ！！！」









_____まずね、１回しゃがむじゃない？
その後に低めの位置からね、
後ろに向かって回るのよ.
多分その一瞬でわかるでしょう？
相手が横から技を出すか
上から技を落としてくるのかって___









ちなみに蛇柱は上からやってきた.









今回のろーさんは横からの様だ.









____上からだったら刀を足で挟んでね、
横からだったらタイミングを合わせて.
思いっきり刀を蹴ってみるのよ____









手を床につけて、それと同時に強く強く.









右足のみを突き上げる.









師範の地獄の柔軟をこなした私には、









足を200度開くことなんか容易かった.









念の為、左足は逃げ用に地に残す.









そんでもって、蹴りが決まったら.









______"カラン"









ろーさんの刀が、音を立てて地に着いた.









刀が落ちた方向に、急いでぎゅるんと回転する.









…そして.

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