恋に夢見る鬼殺剣士. 【ワンピース】【鬼滅の刃】

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「…ベポ、お前審判してろ.









1回しか言わねェ、ルールを伝える.









相手に深手を追わせない.









船を壊さない.









クルーに危険を及ぼさない.









んで、相手を降参させたら終わりだ.」









「わかりました.」









というかどうしよう.









人相手に日輪刀なんて使ったなんかない.









師範とする時も全部木刀だし.









ろーさん強そうだし、そんなことないと思うけど.









どうか、傷付けませんように.









「じゃあ、えっと、…よーい、どん！」









しろいもふもふした熊さんがベルを鳴らす.









「シャンブルズ…」









ろーさんが何か呟いた刹那、背中がちくりとした.









___"Aちゃんって、感覚が鋭いわよね！
炭治郎君の鼻みたいに何でもわかるもの！"__









自分では実感したことなんて無かったけど.









師範、そう言うことなんですね.









「…っ、と…ろーさんえげつないなぁ、」









ひょい、っと避けて片手を振り上げ刀を防ぐ.









「！…ほぅ、…お前も能力者なのか、？」









「能力者…？何の話かわかりませんっ、！！









______全集中、夢の呼吸…肆の型.









______うたかたの乙女.」









ぐるり、とスピード任せで勢いよく回る.









そして、ろーさん目掛けて自分ごと突っ込む.









「Room.」









ふっ、とろーさんが消える.









研ぎ澄ませ、…聞け、見ろ、感じろ.









「…みぎうしろっ、！！」









不発に終わった肆の型の威力が目的を見失う.









技のぱわーが有り余っているので、そのまま一回転して、"ダンッ"と横向きの壁を蹴る.









そのままジャンプの反動で右後ろ方向へ飛びながら.









「…全集中、夢の呼吸、陸の型.









___純情乙女、散り行くまぼろば.」









くるくるくると回転した後、刀を上に振り上げる.









「…っ、ﾁｯ…」









勢いのまま、私はろーさんに振りかざした.

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