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JH「よし、じゃあ行くか！」
『緊張する…』
JH「俺も」
そうです。
今から約束をしていた婚姻届を出しに行くんです。
だからユン家を早く出たんです。
『ねぇーユンジョンハン』
JH「なんでフルネーム」
『え、何気にハニのフルネーム好きだから』
JH「何それ。俺もお前のフルネーム好き」
『私のフルネームは？』
JH「チョンA」
『え、好き』
JH「何が」
『私のフルネーム』
JH「今からユンAになるけど。」
『韓国はならないし。』
JH「希望すればできるし。」
『しないし。』
JH「するし。」
『しないの！』
JH「俺の苗字いや？」
『…嫌じゃない。』
JH「ならいいじゃん」
『……うん。』
JH「やった」
JH「子供何人ほしい？」
『は？！バカじゃないの///////』
JH「俺は2人。」
『なんで』
JH「1人だとその子が寂しいし3人だと取り合いになるから。」
『私は何人でもいいかな』
JH「なんで？」
『多ければ多いほど賑やかじゃん』
JH「育児大変だよ」
『何で分かるの？もしかして隠し子いるの…』
JH「ば、ばれたか」
『ははっノリ最高笑』
JH「友達のジスだよ。知ってるでしょ？」
『あー！ホンジス！』
JH「あいつ結婚したんだよ」
『え、いつ？！誰と？！』
JH「6ヶ月前くらいかな、高校の時付き合ってた人とデキ婚だって」
『え？あの高校で毎年ミスコンだった人？』
JH「そーそー。いやー美男美女だよ。」
『ほんとに。羨ましい』
JH「まぁ俺らも負けてないけどね」
『何いってんの、あの方には負ける。』
JH「何いってんの、三年生でジスの嫁にミスコン勝ったくせに」
『何いってんの、私なんで勝ったの』
JH「何いってんの、そんなの俺の彼女だからに決まってんだろ」
『は。ヤラセですか？』
JH「違うわ。俺の彼女だから可愛いから勝つのは当たり前っていってんの。」
『は。好き』
JH「は、俺も好き」
JH「あの、婚姻届出したいんですけど」
受付「おめでとうございます、こちらの紙です」
『ありがとうございます』
もらった紙の1番上には［婚姻届］の文字。
私にもこれを書く日が来るとは思ってもみなかった。
しかもハニと。
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作者名：ヤシの木 x他1人 | 作成日時：2019年2月2日 3時
