story-14 ページ8
船から降りてきた下っぱそうな男に声をかける
セラ『ねえねえ、この船の頭領と会わせてくれない？』
男Ａ「…ああ、船に乗れ。お頭は船の中だ」
案外すんなり入らせてくれたことに驚きを隠しながら、船へと乗り込んだ。
船の奥へと入り込み、さっきの男に案内される
男Ａ「この中にお頭がいる。」
そう言って、ドアをリズム良くノックした。
お頭「入りな」
その声は、若そうな女の人の声だった
セラ『失礼します！』
本当にあの海賊と会えるとなると、緊張して手が震える
ドアを開け、静かに部屋に入ると、椅子に座り、足を組んでいる女のお頭がいた
セラ『…ほ…、本物だ…！』
お頭「お嬢ちゃんはどっから来たんだい」
セラ『わ、私はタンバルン王国から来ました！』
お頭「そうかい…。私はウミヘビ。皆そう呼んでる」
セラ『ではウミヘビさん！あなたの話を聞きたいのです…が…』
早速、本物の海賊の話を聞こうと本題へ入る
いや、入ろうとしたところで、海賊の男達が私の周りを取り囲んだ
セラ『あのー…？』
ウミヘビ「なんでお嬢ちゃんがここに来たかは知らない。けど、お嬢ちゃんの持ってるものと、タンバルンの秘密を全部吐いてもらうからね」
そう言われ、私は後ろから硬い棒のようなもので殴られ、そのまま意識を失った。
─────────────────────
〜セラ・父side〜
爽やかな朝。澄み渡る青空。
今日も国は平和だ。
役人「大変です！！セラ様が…！」
父「セラがどうしたというのだ」
役人「セラ様が居られません！！」
父「!!部屋は探したのか？！」
役人「全部屋お探ししましたが、どの部屋にも居られませんでした！
セラ様と共に、セラ様の愛馬がいませんでした」
なにか嫌な予感がする。
父「今すぐ国中を探し出せ！どんな手を使っても良い、必ず見つけるのだ！！！」
国中にセラの情報を流し、兵士に国の隅々まで探せと命令した。
息子たちや娘にも、そのことを伝え、わたしも心配しながら朗報を待っていた。
─────────────────────
〜セラside〜
セラ『んぅ…、…うぅ、頭がズキズキする…』
ここは…、ベッドの上…？
腕と足は縛られて動けない…。
ウミヘビ「起きたかい？」
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ユイカ(プロフ) - とても面白いですね！ファンになりました！更新頑張ってください！ (2020年6月26日 17時) (
レス) id: b470749ec2 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - めっちゃ面白いですね！！好きです！更新頑張って下さい！！楽しみにしてます (2019年1月22日 22時) (レス) id: 0384dad94b (このIDを非表示/違反報告)
ハルハル☆(プロフ) - サクラさん» 大ファンだなんて！ありがたいお言葉ありがうございますー！｡ﾟ(ﾟ^ω^ﾟ)ﾟ｡ (2017年10月17日 16時) (レス) id: 5cd1bf599d (このIDを非表示/違反報告)
ハルハル☆(プロフ) - まりねえさん» ありがとうございます！m(*_ _)m (2017年10月17日 16時) (レス) id: 5cd1bf599d (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - ハルハル☆さんの大ファンです！ 更新頑張ってください！ 待ってます！ (2017年6月17日 13時) (レス) id: 548bac4832 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハルハル☆ | 作成日時：2017年3月12日 23時
