14話 story-14《 過去編２ ページ6
〜セラside〜
ユリス島から戻ったゼンは、白雪に自分の想いを伝えに行った。
その後ろ姿を灼きつける。
オビ「主とお嬢さん、森に行ってだいぶ経ちますけど、あのまま愛の逃避行でもしちゃってたらどーします」
木々「あんた黙って待てないの」
セラ『そうそう、私ね、ユリス島の鳥の卵を預かってるんだけど、あとでみんなで見てみない？』
オビ「お、いいねーセラ嬢」
ミツヒデ「おまえ…、それ盗んだんじゃないよな…」←
セラ『ちがうよ！ちゃんと鈴も笛も預かってるんだから！;』
ミツヒデ「はは、冗談だって」
木々「いつも弄られてばかりだから、セラに八つ当たりするなんて最低。」
セラ「え！そうだったの！？酷い…」
オビ「うわー、ミツヒデさんそりゃないです((棒読み」
ミツヒデ「八つ当たりでも何でもないって…！;;
あっ」
オビ「帰って来ました!?」
ミツヒデの目の先に、白馬に乗り、こちらへと近づいてくるゼンがいた。
セラ『ゼン！』
ゼン「ああ、そこにいたか、4人共」
木々「白雪は？」
ゼン「顔なじみの兵がいたんで送らせた」
オビ「え、俺の出番が…」←
ゼン「木々、セラ、オビ、ミツヒデ。
俺はこの先も、この国で白雪と共にいられる道を行く。
そう望んでいると告げてきた」
その言葉の意味は、とても重く、私にとっても嬉しいものであった。
ミツヒデ「あの子の方は─…」
ゼン「手をとってくれたよ」
──……白雪…
ミツヒデ「そうかあゼン！！」
ゼン「うっお、おお;」
ミツヒデ「そうか」
ミツヒデがゼンを強く抱きしめ、ゼンは少し驚いたような顔をしている
その報告とともに、私たちからも自然と嬉しさが溢れ出ていた
ゼン「…この話はまた改める。でだ、まずは…」
セラ『うん！まずは…?!』
ゼン「ユリス島の報告書にとりかかる」
セラ『了解！』
ゼン「オビは期間報告に行って来てくれ」
オビ「アイサー」
ゼン「行くぞ、セラ」
ゼン
私は本当に嬉しくて
少し怖いよ。
ゼンは自分の道を淡々と進んでいく。
それについていけてるのかなって、おいていかれるんじゃないかって…。
もう…、独りは嫌だ。
─────────────────────
〜6年前〜
ここはタンバルン王国。
空気は美味しいし、人々は優しい人ばかりで、城下街は活気に溢れていた。
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ユイカ(プロフ) - とても面白いですね！ファンになりました！更新頑張ってください！ (2020年6月26日 17時) (
レス) id: b470749ec2 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - めっちゃ面白いですね！！好きです！更新頑張って下さい！！楽しみにしてます (2019年1月22日 22時) (レス) id: 0384dad94b (このIDを非表示/違反報告)
ハルハル☆(プロフ) - サクラさん» 大ファンだなんて！ありがたいお言葉ありがうございますー！｡ﾟ(ﾟ^ω^ﾟ)ﾟ｡ (2017年10月17日 16時) (レス) id: 5cd1bf599d (このIDを非表示/違反報告)
ハルハル☆(プロフ) - まりねえさん» ありがとうございます！m(*_ _)m (2017年10月17日 16時) (レス) id: 5cd1bf599d (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - ハルハル☆さんの大ファンです！ 更新頑張ってください！ 待ってます！ (2017年6月17日 13時) (レス) id: 548bac4832 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハルハル☆ | 作成日時：2017年3月12日 23時
