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オビ「ふーん、いいね。この花は好きな感じだ」
そんな優しい笑顔をするオビを横目に、またもや心臓がはね上がる
ほんと、どうにかならないのかな。私の心臓;
セラ『オビは花とか興味無いかと思ってた』
オビ「興味無いっていうか…、何となくセラ嬢に似てるなって」
セラ『え、私花なの?!』←
オビ「いや、そういう意味じゃなくて;」
((ガサゴソ
薬室の扉が開き、現れたのは…
セラ『えーっと…、白雪??』
白雪「セラ?
あ…」
頭の上まである研究道具を運ぶのを手伝ってあげる
セラ『これこの辺でいい?』
白雪「うん、ありがとう!
オビも来てたんだね、リュウも」
ちょうど良かった、とリュウと話をしている間、私はオルビアの花を眺めていた。
セラ『私、ねぇー…。』
太陽の光を浴びて眩しいくらいに輝いている。
こんな綺麗な花、私だなんて勿体ないと思う。
オビ「ねえセラ嬢、そういえば仕事はどうしたの?」
セラ『んー?うーん;;』
オビ「(やってないんだ;)」
((コンコン
木々「失礼、ここにセラ来てない?」
セラ『((ギクッ!
はぁ…。行ってきます(泣)』
オビ「行ってらっしゃい;」
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〜in 執務室〜
セラ『あれ、ゼンはいないんだね』
ミツヒデ「ゼンならさっき薬室の方へ行ったぞ」
セラ『ふーん、入れ違いか。
この資料、ここの棚に直せばいいの?』
ミツヒデ「ああ。今日はセラも珍しく真面目だな」
セラ『も、ってどういうこと?』
ミツヒデ「さっきゼンもそんな感じで、それで手を切って薬室へ」
セラ『なるほどねー』
仕事といっても今日は簡単なものしかなかったので、すぐに終わってしまった。
それからの自由時間は何をするでもなく、部屋でのんびり寛いでいた。
セラ『まてよ、私の部屋って結構汚くね?』
こうして部屋一面見渡すと、足元の書物や所々の紙くず、なぜか窓際には木の葉や木の枝が…。
セラ『これは…、女子としてのあるまじき部屋だよね。
…片付けしよう』
まずは棚から、と引き出しを開け、奥の方から片付ける
((ジャラ
セラ『ん?』
音のしたそれを引っ張り出すと、赤い宝石の付いたペンダントが出てきた。
これって…。
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ユイカ(プロフ) - とても面白いですね!ファンになりました!更新頑張ってください! (2020年6月26日 17時) (レス) id: b470749ec2 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - めっちゃ面白いですね!!好きです!更新頑張って下さい!!楽しみにしてます (2019年1月22日 22時) (レス) id: 0384dad94b (このIDを非表示/違反報告)
ハルハル☆(プロフ) - サクラさん» 大ファンだなんて!ありがたいお言葉ありがうございますー!。゚(゚^ω^゚)゚。 (2017年10月17日 16時) (レス) id: 5cd1bf599d (このIDを非表示/違反報告)
ハルハル☆(プロフ) - まりねえさん» ありがとうございます!m(*_ _)m (2017年10月17日 16時) (レス) id: 5cd1bf599d (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - ハルハル☆さんの大ファンです! 更新頑張ってください! 待ってます! (2017年6月17日 13時) (レス) id: 548bac4832 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハルハル☆ | 作成日時:2017年3月12日 23時