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いよいよ旅行当日。
私達は人が溢れかえる駅に集合する。
「おはよー！！みてみていっぱいお菓子！」
朝からはしゃぐ福田がいれば
「朝からうるせぇ」
少し不機嫌な草川がいて
「あれ？お財布どこに入れたっけ？」
ちょっと心配になる発言をする村田がいて
「え、ちょ、お前それはやばいだろ！」
携帯を操作しながら笑う船津がいた。
「みんな、おはよ」
私が彼らに声をかければ、みんなが返してくれる。
みんながそれぞれ楽しみにしていた。
「あ！お財布持ってたー！！」
村田がお財布を無事、見つけたので私達はホームで新幹線が来るのを待つ。
村「あ、席どうする？」
福「僕！隣はユーキがいい！！」
こういうとき、必ずといっていいほど福田が中心となって決まっていく。
草「俺、どこでもいい」
「私も」
船「佐野は酔いやすいから窓側がいいんじゃない？」
「あ、うんありがとう。そうする」
8号車の車両に私達が乗る。
前に福田と村田が座って、2人でもうお菓子を食べている。
そんな2人が可愛いくてつい笑ってしまう。
船「なに笑ってるの？」
上から顔を覗きこまれる。
まただ、なんかかっこよく見えるんだ。
草「あ、雪じゃん」
船津の後ろで草川が眠そうに目を擦りながら呟いた。
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作者名：りんご | 作者ホームページ：@redapple0214
作成日時：2016年1月25日 20時
