俺のペット

強盗 ページ5

光side





光「ただいまー」



「ワン ワン！」






玄関の電気をつけるなり飛びついてきたのは、昼に話した通りダイちゃん




そして足に擦り寄ってくるコウタ






リョウスケとユウリは反応はするものの、寄り添って伏せをしたままこっちへ来る様子はない



だけど尻尾を振ってるから、あぁ喜んでくれてるなって俺が嬉しくなる






「ワン ワン！」



光「あーはいはい ただいま！」





ダイちゃんをだっこしてみんなでリビングへ向かう




ダイちゃんは尻尾を振りすぎてもげるんじゃないかと心配になる








光「よし、じゃあすぐご飯作るから遊んでおいで」





そう言いダイちゃんを放すと、すぐにリョウスケとユウリの所へ行きじゃれ始めた








さて、今日は何を作ろう



最近寒いからなぁ



体が温まるののがいいな









料理をする最中も足元を離れないコウタ




たまに白菜とかを口元に持って行ってやるとぱくりと食べる






それを何回か繰り返すうちに...








「ワン！」





目をキラッキラに輝かせたダイちゃんと大人しくこっちを見るリョウスケとユウリ






...かわいいなぁ





やばい顔がにやける







とても人には見せられない顔で白菜をあげていると








パリーンッ







ガラスが割れるような音がした







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