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ページ20

侑李side







先生の話が全く頭に入ってこない





頭がぼーっとする



顔が熱い







朝起きたら体がふわふわするから熱があるとは思った




だけど微熱ぐらいだろうと無視して学校に来たのが間違いだった






あぁ、頭が重い

















...あれ、ここどこ?






視界には白い天井






僕さっきまで教室にいなかったっけ?







体を動かそうとするけどだるくて動かない







涼「あ、侑李起きた?」



侑「りょ...すけ」






カーテンがシャッと開いたと思ったら涼介が入ってきた






涼「侑李さっき倒れたんだよ?覚えてる?」



侑「ううん...」






そっか、僕倒れたんだ



ってことはここは保健室か






涼「どこも痛いとこない?椅子から落ちただけだからあんまり衝撃はなかったと思うけど」



侑「うん...ない」



涼「そっか、よかった」







心底ホッとしたような顔をする涼介に、熱があるからかわからないけど無性に甘えたくなってしまった






涼「1回熱測ってみようか、さっきより下がってるといいんだけど」





テキパキと準備を始める涼介



されるがままの僕






肌に触れる手がいい感じに冷たくて気持ちいい







熱を測っている間も額の汗を拭いてくれたり頭を撫でたりしてくれる








ピピピピ...ピピピピ...







涼「うわ...」




数字を見るなり顔をしかめる涼介



高いんだね、聞く前にわかっちゃったよ







涼「えっ ちょっと待って どうしたの!?」






涼介が取り乱すのも無理はない






侑「うぅー...」






熱のせいで勝手に涙がボロボロ出てくる







涼「しんどいよね、大丈夫だよ
俺そばにいるから」






当たり前だよ


ばかじゃないの








涼介はずっと僕の頭を撫でてくれて、僕はいつの間にか眠りに落ちた


















涼「──ってことがあったんだけど!えっ侑李ほんとに覚えてないの!?」



侑「うん」



裕「えー、涼介寝ぼけてたんじゃないの?」



圭「侑李が泣くって考えられない」







熱が下がった日、涼介は僕があの時のことを覚えてないって言ったらすごくショックを受けてた





涼「寝ぼけてた...?え、俺相当ヤバくない...?」






頭を抱えてる涼介にバレないよう、必死に笑うのを我慢する






覚えてないなんて、嘘だよ♡






☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..




侑さんリクエストありがとうございます




大試食会→←覚えてない



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すみれんこん☆ヤブヒカ - 更新いつまでも待ってます (2019年5月21日 11時) (レス) id: 5aa831be19 (このIDを非表示/違反報告)
シオリ(プロフ) - 更新頑張ってください! (2018年7月16日 14時) (レス) id: 9068b96eb4 (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - ありささん» ですよねー笑 ありがとうございます! (2018年4月2日 16時) (レス) id: 85a3d61449 (このIDを非表示/違反報告)
ありさ(プロフ) - 2人も取れそうですよねwww今更ですがTwitterフォローさせてもらいました! (2018年4月2日 9時) (レス) id: e8775be928 (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - ありささん» 感想ありがとうございます! ちなみに慧と宏太も首席だったらいいなーって妄想してます笑 (2018年3月14日 13時) (レス) id: 85a3d61449 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みー | 作成日時:2017年10月26日 20時

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