ある９人兄弟の物語 ４

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光side






カサカサ...





光「ん...」







眠りが浅くなっていたのか、微かな物音に目を覚ます







雄「あ、ごめん。起こしちゃった？」



光「ううん、大丈夫」








雄也も看病してくれてるんだ



雄也と大ちゃんはテストの一日前に勉強を始めたから一番寝てないはずなのに...







光「雄也、眠たくないの？」





無理しなくていいんだよ



そういう意味を込めて言った







雄「全然大丈夫！お昼まで寝てたから！」






お...お昼まで寝てたんだ...





そりゃ眠たくは無いな







雄「それよりもこれ、洗面器一応ここに置いとくから。吐きたくなったら我慢しないで吐いてね
あとこれ、スポドリ。脱水症状にならないようにしっかり水分を取ること！」




光「うん、ありがとう」








あぁなんか、こういうのもいいな




ちょっと安心するっていうか...




お兄ちゃんって感じ









雄「ん？にやにやしてどうしたの？」



光「ふふ、お兄ちゃんみたいだなーって」



雄「お兄ちゃんですけど！？」









あれ、そうだっけ？←



まぁいいや、そんなお兄ちゃん達の看病の甲斐あってか、俺の体調は数日で良くなった








光「あれ、卵は！？」



宏「.....あ」







そして俺は宏太にビンタをしたとかしなかったとか...





☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..




かにょんさんリクエストありがとうございます



長らくお待たせしてすいませんでした




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