24話 ページ36
朝霧「というわけで」
私「…」
私は長々とその後のあの事件の事を聞かされたり、聞かれたりしている。私は窓の外を眺めながらボーッとするが朝霧はそれを止めた。
朝霧「…聞いてますか？」
「きーてますよ。それにその情報は私は既に知ってます。だいたい予想した通りに事が運びましたし」
ふぅと息を吐き具合い悪いと理由をつけ朝霧さんを退出させた。
私を閉じ込めたあの場所を特定したのはRevel。そしてその場所を教えたのは私。服部さん経由で桧山からもらったイヤリング。あの時期に何も意図せずに渡すはずないので渡された時に調べると案の定発信機もついている小さな小型カメラが内蔵されていた。この手の物は羽鳥辺りが作ったのだろう。私は態と1人になるタイミングをつくりストーカー達をおびき出す時に付けていたから直ぐに私の行方が分からなくなったと連絡が入れば居場所なんて簡単に分かった。
本当は私が危ない目に合わせたくない彼等だが私の考えを読んだ行動だろう。
(まあ玲は予想外だけど)
私は横になり点滴が落ちるのを眺めながらうとうとしていると廊下から怒鳴り声が聞こえた。
？「警察だろうが!!税金泥棒が働け！」
私は声の主が分かると眉をひそめてゆっくりと身体を起こす。私は点滴の針を抜き血をたらっと流しながらもドアを開け、
「うるさいんだけど」
精一杯低い声で言う。マトリの皆様と捜査一課、そして私の父と兄が居た。
今1番会いたくない相手だ。
続く (更新停止中)
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チナ(プロフ) - 柊さん» 柊ちゃんありがとうございます笑バレちゃいましたw (2021年2月15日 17時) (
レス) id: e6c12722c7 (このIDを非表示/違反報告)
柊 - 続きが読みたくなる作品です！大好きです！！ (2021年2月14日 20時) (レス) id: b30ab4bad1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チナ | 作成日時：2021年2月11日 22時
