23話 ページ35
「二度と顔を見せないで」
私が大声を出したことに彼らは固まり、私は言いたい事を言えたのでもう用は無いと警察にいい彼等を連れていってもらった。
やりきった私はふらっと倒れかけると安心する声が聞こえた。
桧山「っ…A！」
安心する匂いに私は包まれた。私の顔を覗き込む4人に
「あれ…私夢見てるのかな…何で皆居るの」
羽鳥「夢じゃないよ」
神楽「ほんとバカ」
慎「神楽説教はあと。
無事でよかった」
「…」
私は口を開けたままポーっと彼らを見つめ私を支えた桧山の腕を優しくつかみ
「ごめ…ね…ごめんね」
目を瞑り桧山に身体を預け私は泣きながら謝った。
羽鳥「もういいからA。良く頑張ったね」
神楽「羽鳥はほんと甘い」
慎「といいつつAの頭撫でてるけど」
神楽「ち、違うこれは…」
「…神楽…頬ごめんね」
私は神楽のほほをそっと触る。
神楽「そんなの気にしてたわけ？」
「頬に手が…」
子供が泣き出す3秒前のような顔をすると彼は慌てて、
神楽「泣かないでくれる？！」
羽鳥「あーあ神楽、泣かせたー」
神楽「黙って」
慎「A、治療しにいこう」
私を支えるように手を握る。私はコクと頷き救急隊の方へ行こうとすると
桧山「A」
「？」
桧山「……あとは任せていいぞ。よく休め」
彼からの言葉にまた泣きそうになった。
ああ終わったんだ
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チナ(プロフ) - 柊さん» 柊ちゃんありがとうございます笑バレちゃいましたw (2021年2月15日 17時) (
レス) id: e6c12722c7 (このIDを非表示/違反報告)
柊 - 続きが読みたくなる作品です！大好きです！！ (2021年2月14日 20時) (レス) id: b30ab4bad1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チナ | 作成日時：2021年2月11日 22時
