2話 ページ4
？｢A｣
講義が始まる教室で、ぼけーっと座っていると声をかけられたので首だけを後ろにくるっと向けると私の友人が立っていた。
｢英二、おはよー｣
私は1つ席をずれポンポンと先程まで座っていた席を叩き座れの言わんばかりに見つめる。
英二｢有難う｣
カバンをおろし彼は私の隣に座る。彼は私の顔色を見て
英二｢なにまた徹夜？｣
｢学ばない私は課題を終わらせる為に徹夜しましたとさ。ちゃんちゃん｣
英二｢学習能力ねぇな｣
｢あはは
グサッとくる言葉｣
教授が入ってきて、時間になり講義が始まる。教科書を見たり教授が説明した事をノートに取ったり私は一応見るからに勉強してます感を出す。
私はこの手の事は学び終わってるから必要ないが単位の為だ仕方がない。すると隣から肘をつんつんとされ、見るとノートに
｢お前の環境が整い次第EDEN復活させるからな｣
と書かれていた。
EDEN。
日本では有名な覆面系バンド。メンバーはそれぞれ蝶の飾りを身につけ演奏をしている。仮面舞踏会でつけているような黒いマスクを身につけているので殆どの人が素顔を知らない。突如2年前に休止をしている。
それが私らなんだけどね。私の休学とメンバー全員留学したからなんだけど。留学から4人とも帰って復学したと同タイミングで私も復学した。
ついこの前の事のように思えてきたな。
なんて呑気に考えているとマナーモードにしていた携帯が光った。
(？誰からだろ)
LIMEを開くと羽鳥からだった。今日もバーに来て欲しいらしい。
あの人からの呼び出しとなると面倒事or面倒事なんだよな
その予想はあたっていた。
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チナ(プロフ) - 柊さん» 柊ちゃんありがとうございます笑バレちゃいましたw (2021年2月15日 17時) (
レス) id: e6c12722c7 (このIDを非表示/違反報告)
柊 - 続きが読みたくなる作品です！大好きです！！ (2021年2月14日 20時) (レス) id: b30ab4bad1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チナ | 作成日時：2021年2月11日 22時
