15話 ページ25
桐嶋「あﾞ？そんなやつ居んのか。」
カナメ「思ってたより深刻だね」
「奴というか多分複数犯かと。」
手紙の件で相手は複数半の可能性が大だ。
九条「ふむ……事が落ち着くまで此処にいるといい。届けられる荷物は私の方で処理をしよう」
「……その提案は申し訳ないが受け入れることはできないよ。今私の周りに訳の分からないグループに入れようとマトリが張ってる。真っ黒い噂がある春風家と九条家が密接な関係であると知られたら貴方に迷惑がいく。」
九条「今更警察ごときに探られても何も出てはこない。」
「…春風の方も探られてもそう簡単にしっぽを出す訳ない…けど…」
九条「昔のよしみだ。使えるものは使うといい」
「…私は道具みたいな考えはしないけど…お言葉に甘えて、お世話になります」
ぺこっと頭を下げる。
…。
「ふぅ」
九条家に一時避難するための準備でキャリーケースに洋服と日用品を詰める。
「これと…」
ノートパソコンを2台荷物に詰める。あとは…と残りのスペースに何を入れるか考えていると
ピンポーン
「……」
寒気がした。もしかしたらいつもの荷物が届けられたのかもしれない。怯えながらモニターを確認すると
「…お隣さんか」
お隣の服部さんだった。玄関を警戒もなく開けると彼は
服部「おや警戒もなく開けるのは感心しないね、夜中に男が訪ねて来るのにも関わらず不用心だね？」
「…その夜中に異性の部屋に訪ねてくるような礼儀知らずな人にとやかく言われたくわないけどね。私になにかしたら桧山に睨まれるから貴方は私に害は加えられないでしょ」
服部「その桧山から、これ」
封筒を渡された。私はそれを受け取り礼を言いドアを閉めようとすると彼は足を挟み、手で無理やりドアを開ける。
「な、なに？…おまわりさーぁん！！」
服部「はあーい」
「でしたね」
力一杯ドアを閉めようとするも男の力に叶うわけもなかった。
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チナ(プロフ) - 柊さん» 柊ちゃんありがとうございます笑バレちゃいましたw (2021年2月15日 17時) (
レス) id: e6c12722c7 (このIDを非表示/違反報告)
柊 - 続きが読みたくなる作品です！大好きです！！ (2021年2月14日 20時) (レス) id: b30ab4bad1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チナ | 作成日時：2021年2月11日 22時
