バレンタイン編 当日1 ページ21
店員「お待たせしました。こちら商品となります」
私は贔屓しているお店により今日誕生日の羽鳥へのプレゼントを買いに来た。
「ありがとう」
1つ目のプレゼントと大きな紙袋を持ち神楽の仕事場へ行く。迎えてくれたアシスタントさんに案内される。アシスタントさんに市販のチョコを差し入れした。神楽がいる部屋のドアの前に行きノックをすると数秒経ち返事が返ってくる。
「神楽仕事おつかれ様」
彼は手を止め此方に向き
神楽「時間ピッタリ」
「あれ、これ怒られるパターン？」
神楽「は？」
「だって5分前行動とれって」
神楽「どうせ羽鳥のプレゼントにギリギリまで悩んでたんでしょ？」
「うっ…おっしゃる通りです」
だろうね、と小声でいい少し笑顔になる神楽。仕事モードに戻り手を動かす。椅子に座り私は静かに赤いマフラーを編む。
最近はこれが日常だ。マフラーをプレゼントしたいと言う私に彼は却下すると思ったが、
神楽「仕事には余裕あるし。貸し1ね」
といい教えてくれることとなった。
…。
「神楽せんせー編み終わりって難しいですね。」
神楽「そんな難しいこと？」
「いや…でも…」
かれこれ編み終わりに30分はかかっている。
「んん自分の不器用さに嫌気が…」
神楽「君の不器用は治らないよ」
「あれ断言された。」
なんとか神楽のおかげで編み終わり私は幸福に浸って仕事が終わったアシスタントさん達に嬉しくて自慢しに行った。皆褒めてくれ、彼女等が帰るのを見送ると神楽から手招きされ
神楽「ほら、椅子に座って」
と神楽の前に座らされた。
神楽「じっとして、髪やるから」
「！え、嬉しい！」
神楽「はいはい、はしゃがないで
うるさい」
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チナ(プロフ) - 柊さん» 柊ちゃんありがとうございます笑バレちゃいましたw (2021年2月15日 17時) (
レス) id: e6c12722c7 (このIDを非表示/違反報告)
柊 - 続きが読みたくなる作品です！大好きです！！ (2021年2月14日 20時) (レス) id: b30ab4bad1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チナ | 作成日時：2021年2月11日 22時
