バレンタイン編 前日2 ページ20
私は前髪を整えチャイムを鳴らす。
「…。」
出ない。桧山から教えてもらったが捜査一課でしかも課長だ。忙しいのだろう。
(こんな夜中でもお仕事とは)
と言ってもまだ8時だけど。
「ドアノブにかけとくか…いやでもな…」
うーんと唸っていると、ぽんと肩を叩かれた
「ひゃぅ！？」
ドキーンとした私はそのまま持っていた紙袋を落としそうになり間一髪でキャッチする。
「ふぅ………毎回気配がないですね服部さん」
私は振り返ると彼はいつもの笑顔で
服部「消してる訳じゃあないんだけどね」
「アサシンにでもなれるのでは」
服部「ほんじゃあキミは、狙われたら簡単にやられちゃうね」
私の首に手できるようにストンと当てる。彼の目を見るも真意が読めずケロッとした顔で
「その前に桧山が手を打つかと」
言うと彼は手を離しポケットに手を入れる。
服部「そうだろうね」
「あ…服部さん、これ。」
私は紙袋を渡し
「いつもお世話になってるので」
服部「へえ俺の好み調査済みなんだぁ」
「いえ桧山が服部にはこれと言ってたので。」
桧山という言葉に心無しか彼は嬉しそう…に見えた。
彼と桧山の間には私らにはものがあるのだと感じた。
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チナ(プロフ) - 柊さん» 柊ちゃんありがとうございます笑バレちゃいましたw (2021年2月15日 17時) (
レス) id: e6c12722c7 (このIDを非表示/違反報告)
柊 - 続きが読みたくなる作品です！大好きです！！ (2021年2月14日 20時) (レス) id: b30ab4bad1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チナ | 作成日時：2021年2月11日 22時
