9話 ページ13
私はその気持ち悪い手紙を拾いゴミ箱に捨てる。写真は何処で何時撮られた写真なのか推測をする為にとっておくことにした。
｢桧山たちの事業に影響を与える人達からなら桧山たちに相談するのも野暮か。もう守られてばかりでもいけない、ちゃんとした私は一人前の大人。｣
自分に言い聞かせ、テーブルの上にある携帯の電源を付けると電話がなった。名前を確認もせずに私は電話に出ると
『あ、やっと繋がったー。』
｢……羽鳥｣
電源つけたタイミングで電話とは、タイミング良いななんて、考える。
羽鳥『電話しても電源切ってるし既読もつかないし、皆心配してたよ。』
｢……そう、ごめんね。電源切りっぱなしに、してたのさっき気づいた｣
私はハハと声を出して笑うも羽鳥は少し黙って
羽鳥『…………ねぇ何かあった？』
この声だけで私はビクッと身体が震えた。少し話しただけで分かるのか相変わらずの能力だななんて感心すらした。
今すぐ話したい。
今すぐ泣きつきたい。
今すぐにでもあなた達の元へ行きたい。
でもそれはRevelの人間ではないような気がした。仲間を頼るのは決して悪いことでない。だが、5人の中で私は1番力がないし足を引っ張る存在。いうならばお荷物。そんな私がこれ以上彼等に迷惑かけるのは避けたい。
｢別になにもないよ。｣
私はさらっと平気な声でいうので羽鳥はこれ以上何も聞いては来なかった。
羽鳥『そういえば次の集合だけど』
｢ごめん。当分行けない。｣
私は彼の言葉に割って謝り行けないと行って理由を聞こうとした彼の電話を切った。
もし手紙を送ってきた人達が羽鳥たちの事業に関わってる人間だとすると、関係悪化になりかねない
｢足を引っ張る訳にはいかない。
大丈夫……自分でなんとかできる。｣
バンドのメンバーにも少しの間連絡も会うことも出来ないとだけ伝えた。
この選択が後悔をすることになることも知らずに。
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チナ(プロフ) - 柊さん» 柊ちゃんありがとうございます笑バレちゃいましたw (2021年2月15日 17時) (
レス) id: e6c12722c7 (このIDを非表示/違反報告)
柊 - 続きが読みたくなる作品です！大好きです！！ (2021年2月14日 20時) (レス) id: b30ab4bad1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チナ | 作成日時：2021年2月11日 22時
