黒猫が拾ってきた女の子

拾った ページ14

『できたー！』

「「普通に美味そう」」


なんとかフレンチトーストを作り終え、
みんなで飲み物と一緒に机に並べて朝食タイム



ガ「んんっ……あれ？みんな早くない？」

『あ、ガチさんおはよ』

ガ「おはよAちゃん、キヨもうっしーもおはよ」

「「おはよガチさん」」


もぐもぐと口にフレンチトーストを詰めながら言うふたり


ガ「朝ごはんまである…Aちゃんありがと」

『んーん、いつもお世話になってるから』

ガ「ほんといい子だなぁ…このあと遊びにでも行く？」

『んー…みんなで遊びたい』

ガ「遊園地とかどう？」

『！人多いけど…行きたい』

キ「どこの遊園地行くんだよ」

牛「運転誰するよ？」

『やっぱ水族館がいい』

ガ「水族館かぁ…いいね、行こっか」


みんなでフレンチトーストを頬張って
着替えて出かける準備万端


『これ大きい…』

ガ「それキヨのパーカーじゃない？」

キ「可愛いからいいだろ、あ、そうだA」

『？なに』

キ「これから出かけるけどぜってぇに手離すなよ？俺じゃなくてもうっしーとかガチさんとかレトさんとか誰でもいいからそばから離れんなよ」

『いえっさー』

レ「Aちゃんおいで」

『？』

レ「前髪、止めてあげる」

ガ「どうしたのそのピン止め」

レ「可愛いっしょ、Aちゃんに似合うかなぁって思って買ってきたんよ」

『これ可愛いね』

レ「やろ！可愛ええよな〜」

『うん、ありがとうレトさん』

レ「ん、ええよ」


可愛いピン止めを貰った
シンプルでパステルカラーのもの


ガ「車は俺が運転するからみんな早く乗って」

『水族館楽しみだねっ』

キ「おう！」

牛「Aか来てからキヨの引きこもりもマシになったな」

レ「それ俺も思った」

キ「おい、そこ2人おいてくぞ」

「「待って、行くから」」

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