黒猫が拾ってきた女の子

拾った ページ13

『おはよううっしー』


みんな速報だ、Aが壊れた


牛「Aだよな…？どうした？」

『うん、びっくりした？』

牛「した、Aが壊れたかと思った」

『ドッキリ』


へへっといたずらっ子のように笑うA
くっそ可愛い…


牛「楽しそうだねぇ、他の奴にもやるか」

『！ほんと？やる！』


Aの手を引き、レトルトの部屋に向かう


牛「ねてんな…」

『やってくるね』

牛「おう、いってこい」


寝ているレトルトのそばに駆け寄るA
俺は部屋の隅に移動してAが襲われないように見張る


『レトルト！！朝だから起きろ！！』

レ「え？ちょ、え、Aちゃん？！え？」


ドッキリが成功したのが嬉しかったのか俺の元へ駆け寄ってくる


『んふふ…うーくん！』

牛「おうおう、成功だな」


ギューッとAを抱きしめてよしよしと頭を撫でる


レ「え、なに、だれ、え、Aちゃんとうっしー？はぇ？」

牛「おう、おはようレトルト」

『おはよ、レトさん』

レ「お、おはよう？」


寝ぼけてるレトルトを部屋に置いて他のやつの部屋を回る



牛「よし、次キヨな」

『うんっ』



『キヨ！！！！！！！朝だぞ！！！！！！！起きないと泣いちゃうぞ！！！！！！！』

キ「んん…Aうるさい…」

『うわぁっ』


キヨに腕をひかれ倒れそうになるA


牛「あ、やっべA俺の手掴め」

『あ、あい』


無事Aを救出


牛「キヨ起きろ、起きねぇならA貰ってくぞ」

キ「は？うっしー何言ってんの？Aは俺の」

『あ、キヨおきたっ！』

牛「お前なぁAが起こしてくれてんのに起きなかったくせに」

キ「え、Aが起こしてくれてたのかよ！！言えよそれ！」

牛「は？何キレてんだよ」

キ「キレるだろうが！！！Aこっちこい！うっしーもA離せ！！！」

『え、やだ、、うーくんがいい』

キ「え」

牛「ざまぁみろwww」

『キヨ、うーくんお腹空いた』

牛「ガチさん起こすか？」

『それはダメだよ、ガチさんはゆっくり寝ないと』

牛「お前優しいのな…キヨ元気出せよ」

『キヨ、うーくんより好きだからね』

キ「まじんこ？」

『まじんこだよ』

キ「A大好き、俺にだっこさせて」

『それはダメ、今日はうーくんがいい』

キ「え、」

『ご飯作ろ』

「「え？」」

『え？作ろーよ、フレンチトースト食べたい…』

「「うし、やるか」」

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