好きになってしまった【JM】

Like or Love ページ23

あれからジミンオッパ呼びを要求され、



もっと友達みたいに接して欲しいとも要求された。



生意気な私はタメ口も要求されるかと思いきや



ジミンオッパのこだわりなのか、タメ口は要求されなかった。



たしかジスおんにに後輩はたまに出るタメ口が可愛いって言われたな〜



『ねぇ聞いてる？僕といるんだから僕の話しっかり聞いてよ』



この人、もし私達が会ってることファンにバレたらどうしてくれるのか。


「ちょっと考え事してて…、ㅎすみません」



『何考えてたの？』



「いや、もし私達の関係がバレたらどうしてくれるんですか！って思って…まぁ特別な関係では無いですけど…」



『僕は別にバレてもいいけど？Aとこうやって近くに入れるなんて奇跡だからね！きっとほかの男も羨ましがるよ』


「そうなんですか？ㅎジミンオッパだってきっと私が嫉妬されちゃうよ」



「ていうか、オッパはどうして私ばっか構ってくれるんですか？もっと可愛い人いっぱいいるのに…ぁ、ほらTWICEのダヒョンちゃんとか、、RedVelvetのスルギオンニとか…」



『Aはいいの？僕が違う女の子と絡んでたら。』



「それは、嫌ですけど…」



『でしょ？ㅎ僕はAが好きだよ。』



それは告白なの…？LikeなのかLoveなのか。



ジミンオッパは誰とでも距離感がバクってるし



男女ともにフレンドリーだから



無意識なのか、腰に手を添えたり至近距離で笑顔を見せてくれたり…



今私が私も好きだよとかオッパは優しいねとかなんて言ったらいいか



数式のように頭に書き込まれていく私はきっとオッパのことが



“Love”の方で好きなんだろう。



本当は知りたくない気持ちだけど、



近距離で目を細めて微笑む彼、



一緒にご飯を食べればそんなに入るの？ってくらい



大量のご飯を口に詰めてもぐもぐしている彼、



男だからか、私の胸を見てあからさまな反応をする彼、



今まで一緒にいた時間は少ないし、



気まづい空気になることも度々あったけど



きっと私が見てきた彼は誰もが見れる彼じゃないし



私は少なくとも彼の“特別”な気がして、



早くこの気持ちを彼にぶつけたい。



でもなんだか自分から“Love”を伝えるのは



負けた気がして、彼に任せたいと思う私はバカなのか。



私と彼の関係がどう変わるのかは、自分の選択と、時間で変わってくる気がする。

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