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「おんに、御手洗行ってきますね」


JS「まだ時間あるし大丈夫だよー」


「はーい」


楽屋を出れば、迷路のようになっている廊下。



トイレまでたどり着けるかなと思いながら適当に進んでいく。





「ん、…やめっ…あぁ…っ!離してっ、、ん…!」


「ほら、出ちゃってるじゃん…汚さないでね」



生々しすぎる聞いてはいけない声が聞こえる。


やっとトイレを見つけたっていうのにさすがにここを通るのは…


と思いながら、やっぱり気になってしまい、興味本位で



少し開いている扉から覗けば本当に見てはいけないものを見てしまった。


同じ仕事の先輩がスタッフさんを強引に襲っていた。


喋ったことも1度もないし、特にめちゃめちゃ憧れている訳では無いけど、



同じアーティストの先輩だったため、どうしていいか分からなくなった。



目がとび出そうなほど驚いていた私は「動く」なんてことは


思いつかず、その場でその光景を眺めていた。



ら、誰かから腕を引っ張られ、トイレに連れてかれた。



あの光景を見てしまったもんだから、私にも襲いかかってきたのかと思い、



とび出そうなままの目で顔を見上げればそこにはジミン先輩がいた。



『今の、見た?』


「あっ、えっと…、」


「おい!!今通り過ぎてった奴は誰だよ!!」


腕を引っ張られた時、びっくりしてすごい勢いで走ってしまったため、



足音が聞こえてしまったんだろう。



いつも優しそうな顔をしていた先輩がこんなに怒鳴っているのは



想像もつかない。



どんどんこちらに近づいてくる先輩に逃げる為、



ジミン先輩に掃除道具入れに引っ張られ抱きしめられた。



鍵も着いていないし、見つかればお終いの状況。



それに、掃除道具入れの中はとても狭く、成人女性、成人男性2人が



入れるような場所ではなかった。



そのため、私が上を向けばジミン先輩と口が重なってしまうくらい近い。



先輩に怒鳴られているドキドキなのか、



ジミン先輩と距離が近いドキドキなのか、分からない。



トイレには、音楽が流れており、少しの音は聞こえないようになっていた。



もうちょっと頑張ってっ…



耳元で囁かれたらドキドキしちゃうじゃん



やっと先輩、いやあの男は通り過ぎていった。



「はぁっ…、」


『大丈夫?』


『いきなりごめんね』


「私こそ、申し訳ないです…、」


ひとまず一件落着?

JIMINside→←◆



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お餅の?(プロフ) - この物語好きすぎてやばいです!定期的に読みに来てます! (2022年11月17日 21時) (レス) id: 1f37554ca6 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 復活するの今知りました泣 ずっと楽しみにしていたので嬉しいです! (2022年8月1日 5時) (レス) @page34 id: 42bf51fb6a (このIDを非表示/違反報告)
せななん(プロフ) - 一言でこの小説を表すと、最高。 (2022年4月13日 7時) (レス) id: a7a464c9ed (このIDを非表示/違反報告)
- 1ページ目の来歴が違う (2022年3月24日 23時) (レス) @page1 id: 22590715bd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みゅっちゅ | 作成日時:2022年3月2日 23時

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