二人の夜が明けるまで【JN】

落花流水 ページ2

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JH side





SG「ミンギュヒョン！ビックニュースですよ！」




いつもと変わらない騒がしい楽屋の中、一段と大きなスングァンの声が響き渡る




MG「やースングァナ、どうしたの」



SG「これ！Aさんの新作映画が発表されてます！」



MG「え！それほんと！？」




何やら盛り上がっている弟たち


その話題の中心は、ミンギュとスングァンが特に大好きな女優のハンAさん




JH「2人とも完全にファンだね」



SG「当たり前ですよ！Aさんの作品にハズレなんてないですから！！」



MG「それにあんなに美人でスタイルもいいなんて好きにならない方がおかしいです！」



DN「ミンギュヒョン、、、笑」



JH「やー楽しそうでヒョンは嬉しいよ」



HS「その映画俺も見に行きたい！」



DK「僕も原作見たことあるから気になるな〜〜」




二人の会話に周りにいたメンバーたちもどんどん加わって、さっきまでの騒がしさが更に盛り上がる




SG「それなら公開されたらみんなで見に行きましょう！」



SG「ほらジュニヒョンもそんなボーッとしてないで興味持ってください！」




テンションの上がったスングァンに標的にされたのは端にあるソファでゴロゴロしていたジュン


流石のジュン強化ペンはこんな時でも見逃さない


そんなスングァンとは対照的に何とも言えない表情をした本人はしれっと答える







JN「あーー機会があったら行くね」







SG「もうヒョンはいつもそうじゃん！」



MG「ジュニヒョンはAさんのこと気にならないんですか！」


　


定番化されてきたこのやりとりに笑ってしまう



毎回周りがどんなに盛り上がっても、ジュンの反応はいまいちパッとしない



健気な二人がそろそろ可哀想になってきたよ





JH「やー今度こそはジュニも行ってあげな、笑」





冗談っぽく笑って言ったその言葉にも











JN「うん、機会があったらね」












ジュンの答えはいつも変わらない










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