Color.12 ページ12
「私、ですか…?」
男A「ウケる!私ですか?だって!」
男B「そーだよ♪君、名前なんていうの?」
…見事に絡まれております。
でも、私たちの前を通りすぎる人たちは皆、見て見ぬ振り。
男C「もしかして緊張してんじゃね?可愛いね。」
「いや、あのー…」
男A「ま、いいじゃん。とりあえずさ、一緒に行こうぜ」
腕を引っ張られ、バランスを崩す。
…転ぶ寸前で、身体を誰かに支えられた。
L「…大丈夫ですか?」
「L!どうしているの…?」
男B「あれ、知り合い?」
L「僕の、彼女です」
彼女…
こんな時におかしいけど、少し嬉しかったりして。
男A「チッ。めんどくせえ。おい、行くぞ」
三人は、あっという間に人混みの中に消えていった。
L「…来てください」
連れていかれたのは、人気のない場所。
「L…助けてくれて、ありがとう」
L「…Aがそんな可愛い格好するから」
木に、壁ドン的なことをされる。
「可愛い、格好?」
L「浴衣。可愛すぎて…他の男に見せたくないです。」
L「誘ってるんですか?」
そう言ったLの瞳に吸い込まれそうで。
「違…う」
思わず顔をそらした。
L「ほら、ちゃんとこっち向いてください…」
「…ずるいよ。私はドキドキしてるのに…」
するとLは、私の手を取り、Lの胸に手を当てた。
L「分かりますか?…僕だってドキドキしてますから」
「…うん」
ちょっと背伸びして、Lの頬に軽くキスした。
「どう?」
L「よく出来ました。」
「ん…っ」
やっぱり私は、彼には勝てないようです。
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いちご丸 - うあ、、好き、、 (8月28日 0時) (レス) @page17 id: 7e45dba670 (このIDを非表示/違反報告)
はるひ(プロフ) - さくらさん» ありがとう(^^♪こっそり、、笑 (2015年9月9日 21時) (レス) id: cb52c83acf (このIDを非表示/違反報告)
はるひ(プロフ) - 夕星アリスさん» デスノート面白いですよね!コメントありがとうございます(*´ω`*) (2015年9月9日 21時) (レス) id: cb52c83acf (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - はいはいさくらですよ((殿堂入りおめでとう!コッソリ読んでたよ (2015年9月9日 19時) (レス) id: 704fa60ae3 (このIDを非表示/違反報告)
夕星アリス(プロフ) - ニヤニヤしながら読んでます(笑)デスノート大好きです!! (2015年9月9日 7時) (レス) id: bace91541a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はるひ | 作者ホームページ:
作成日時:2015年7月26日 20時