休みをください。2【BTS】 (ページ10)

今日:21 hit、昨日:7 hit、合計:95,949 hit

60 ページ10

私はそういうしかないし、きっと、そうなんだよな。

SJ「んー、まぁ、重くは考えないで！恋って何があるか分からないじゃん！急にね！ガッとくる可能性もあるし！えっ！？ていうか今彼氏いる！？いないよね？！」

めちゃくちゃ今更？いない前提でもう話してる時点で若干失礼だなっていう気持ちはそのまま心にしまっておいた。

またいつものソジュンさんに戻って、気づいたらホテルまで着いてたからどれだけこの話題で話してたんだろうとは思ったけど。

ソジュンさんと別れて部屋に戻って、明日はオフってことになるし帯同も、特になしでいいって言われたからなぁ。何しようかなぁ。

たった四日間過ごした時間があまりにも濃すぎて、疲労は正直溜まってる。早々にお風呂に入って、すぐベッドに直行した。

目覚めはイギリスにいる期間毎日いい。ほとんどこの高級ホテルに泊まらせてもらってるし、初めてのとんでもない仕事がここで良かったなぁって思わされるような場所。

これがあたりまえじゃ、ないんだけどね。

1日目にゆっくり見れなかった美術館とかを回って、次の日のフライトも早いからそんなに外には出ず荷造りして、イギリス最終日は終わった。

活力的な私でも、流石にこの四日間は堪えてるっぽい。

気づいたら眠りについて、ソジュンさんに言われたことも色々と忘れて、頭の中すっかり、空っぽにした。

『おはようございます。』

長いフライトになるから女なんて意識全くなく、すっぴんで集合場所に出向いたけど、これ仕事だから、普通にマナー違反じゃんって空港に着いてから気づいた。

JK「わ、ヌナすっぴん？」

『あー、うん。間違えた。』

JK「なにそれ、アホなの？」

まさに、アホだな自分って思ってるよ。でも10時間超えるフライトでメイクを顔に乗せるの、嫌じゃん！！！って新人だから何も分からないふりしていたら、ジョングク以外誰も何も言わなかったし。

『あれ、私もファースト乗れるんですか？』

行きに乗った飛行機が最後だと思ってたのに、まさかまた乗ることになるとは。

YG「げっ、隣かよ。」

席番号見て、げって隠す気もなく言ってくるユンギさんはもはや清々しいな。

『すいませんね、私も本望ではないですよ…』

できれば誰の隣でもなく一人孤立したかったんだけど、そんなにうまくいくはずがなくて狸寝入りしよう、って決めた。