休みをください。2【BTS】 (ページ9)

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SJ「こんな話するのも変なんだけどさ、」

微妙な表情の答え、聞けるかもなって思って真剣にソジュンさんの話を聞くことにする。

SJ「もしも、仮に、Aさんがあいつらに好意を持つ、またはあいつらがAさんに！好意を持つとなったら、俺は良いかなと思ってるんだよね。」

『はい。…はい？』

一回返事して、あれ？今なんて言った？この人

SJ「だから、俺は、止める気はない。Aさんなら。」

急に、ほぼ事務所の許可得ましたけど、私そんな過去も現在も未来もなかったんだけどな？

『その、えっとー、あの、よく考えてみてもよくわからないんですが、、、』

『事務所OKが、なぜか今出てると？誰とも付き合ってるわけでもないのに？』

それはなんかまるで、自惚でなければ付き合って欲しいのか？

SJ「今まであいつらは、本当にそういうの無しで生きてきたから、正直人として、心配なところはあるんだよ。でも、適当な人とそうなるならAさんみたいな人、というか、Aさんならいいな、って俺は勝手に親目線で思ってるだけなんだけどね。」

ソジュンさんは全くふざける様子もなく、本気で話してるからそんなの、聞くしかない。

それに、

『そんな話、私に今したら逆に意識しますよ？仕事だと思って何も考えてなかったですけど、そんなふうに言われてわたし、不可抗力があった場合は抗えないですよ？』

私だって事務所や彼らを潰したくないし、自ら自分を潰すことにもなるそんなこと、全然やりたくないし、我慢してでも押し殺す気持ちでこの会社入ったのに。

まるで私と、あの7人との未来は明るいかのように言われたら、そりゃちょっと、想像くらいはしちゃうよ。私だってちゃんと女だし。

SJ「全然いいよ。いやー、正直全然良いって俺が言うことじゃないんだけどね、今まで見てきた中で1番ピタッとハマってる部分がある気がして、これは感覚でしかないんだけど。」

『とりあえず、、そうなることがもしあった場合は、ちゃんとお話ししますね。多分、ないとは思いますけど！！！』

それでもやっぱり、許可があったとはいえ私はちょっと、恐怖が勝つなぁ。この業界。

それにまず、あの人たちがこの私を普通に好きになるなんて、確率的に考えてほぼゼロに近いんじゃ？

『私が彼らの中の誰かと付き合って欲しい、って言ってるわけじゃないですけど、あんまりその、期待には応えられないかもしれません。』