検索窓
今日:16 hit、昨日:7 hit、合計:95,944 hit

57 ページ7

恋とか愛とか、そういうのは今よくわからないし、生活してる上で必要が必要じゃないか、とか考えたこともないんだけど。


ただアーミーたちがいて、愛をくれて、与えて、


あ、いいんだ、っていう気持ちと、じゃあ、どうする?って気持ちと。


SJ「だからって、勝手に恋愛して良いとも言ってないからな。俺は正直、Aさんならメンバー誰選んでも良いとは思ってるけど。あの人がそれを許すかな。」


「ちょ、え、俺があの人のこと好きみたいな言い方、」


SJ「え?違うの?じゃなかったらこんなこと、わざわざリスキーなことしないでしょ。てかそうじゃないのにこんな煙立つようなことしないでよ。」


捲し立てられるようにヒョンに言われて、え?好き?ご飯?好き、ってもう、ぐっしゃぐしゃになって、


SJ「とりあえず、こういう派手なアクションは気をつけてよ。あと、Aさんじゃないにしろ尚更、気をつけてね。じゃ、お疲れ。」


ヒョンはまたさっきの控え室に戻っていって、空き部屋で一人、さっき言われたことを整理しようとしたんだけど、とりあえず大きいアクションはダメ、ってことしか、整理できなかった。



『あれ?』


「あ。」


こういうタイミング、狙ってできてるならマジですごいと思う。けど、それができない、というかしてないからこの人はマジで、麻薬なんだよな。


『戻らないの?』


「んー、戻ります。」


なんか重い腰を上げて、戻ろうとしたらはいって手渡された、小さい小袋。


「チョコ?」


『そう。疲れた時は、甘いものだよ。韓国戻ったら撮影があるから、今はとりあえず一個だけね。内緒だよ。』


うわ、ずる、まじ。


俺は今ジタバタして何もできないんだけど。ただ握らされたチョコレートが、俺の手の体温で溶けちゃうんじゃないかってくらい、もったいなくて、食べれない。


物珍しい女の人がいるから、ただちょっと浮き足立ってるだけでしょ。自分。

58→←56



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (243 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1379人がお気に入り
設定タグ:BTS , 防弾少年団
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ミン | 作成日時:2023年4月30日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。