休みをください。2【BTS】 (ページ5)

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YOUside

ジミンから急に連絡が来て、急に電話がかかってきて、ちょうどシャワーを終えられた頃だったから、自分も気が抜けて変な質問しちゃったけど

思ったよりジミンにまともな回答されて、電話を切った後ちゃんとジミンの言葉を頭の中で繰り返した。

彼らが一体、マネージャーという立ち位置の人間からどういう仕打ちを受けたのかはわからないけどまぁなんとなく、女の子がこの立ち位置にいたらそりゃなびくよな、って自分が女であること捨てるような考えしてた。

ジミンに寝ろ寝ろって言っといて、自分もちょっと余韻に浸りたくてシャワー浴びときながら、全く眠気が来ない。

この今の状況を話すような友達もいないし結局まぁ、買ってた本を読んでたら寝てたんだけど。

2日目のライブ、昨日と変わらず無事に終えて、変わったことといえば私が機材席じゃなくて関係者席のほうに行ったこと。

どんな関係者がいるのか、とか、ソジュンさんと一緒に挨拶に回ったりして、正直2日目はライブを楽しむことはできなかった。

まぁ、それが仕事だから全然問題はないんだけど。

関係者の中にはHYBEの後輩たちも何人かいて、彼らからしたら私は先輩のマネージャーだからシャキッとしなきゃ！みたいなピチピチした感じがすごく可愛らしかった。

女の子のアイドルたちもみんな良い子で、私が見てたあいつらはなんだったんだろ、って思うくらい。

その裏にいるサブマネっぽい人の目線は嫌な感じだったけど、私のバックにソジュンさんがいることがものすごく頼り甲斐あって、全然怖くなかった。

あんまりずっといても心地良くないだろうし、挨拶を一通り終えて舞台袖から今回は見て、流石にここにはアクション起こせないし、起こさないで欲しいからみんな気づいても気づかないふりしてくれた。

マンネを除いて。

上手いんだか上手くないんだか、袖に向かってピストル撃つみたいに手を私の方に向けて、おまけにちゃっかり、かわいいウインクまでした。

なんかもう、危機感という概念置いてきたのかな？ってくらい。

モニターにはしっかりジョングクのそれが映ってて、ファンのみんなはもう、会場爆発するんじゃないかって盛り上がり。

流石に袖に私がいることも気づいてないと思うけど、明らかに変な位置にそれやるの、やめてほしい。誤魔化せないから！！！

なんとか袖の奥に隠れて、多分大丈夫だったけど、

まじでなんか、一瞬たりとも落ち着けない。