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HS「イギリス人かぁ、、またそれはハードル高いな、、」
『イギリスの女性は…ハードですよ。色んな意味で。』
HS「いやぁ、俺は韓国人がいいかな、、」
『あ、そうですか？てっきりハードル高いって言うから付き合いたいのかと。』
ホソクさんはそれからしきりに私の恋愛を根掘り葉掘り聞きたがってきたので、私はそろそろめんどくさくなってきている。
『もう私の話はいいですよ。ていうかジミンまだ？』
まるで私が言った言葉聞こえたみたいにちょうどいいタイミングでジミンが車のドアを開けて、ちょっと怖い、とか思ってしまった。
JM「お待たせしました〜」
ジミンは後部座席から前へ乗り出して、運転席にいる私の耳元でもう一回おまたせ、って囁くから、頭おかしくなったのかと思って珍生物を見るような目、してしまった。
JM「うわー、ひどいな。そんなに俺のこと嫌い？」
『いや、今のは誰でもこうなりますって。』
ファンの子達を除けば。
そこから有無を言わさず登録されてる住所に出発して、さっきの二つのマンションにそれぞれ別々で下ろした。
『ふぅ。やっと終わった。』
そのまま社用車で帰って良いと言われたので、車で実家まで帰る。
そういえば、イギリスの荷物もトランクに入ってるし、色々と、めんどくさい。
実家はありがたいことにソウルにあるから良かったものの、何も考えてなかった。働くのに実家にいるのはちょっと、色々と気にするし家探さないとなぁ。
実家に帰ると帰ってきたの！？ってあまりにもびっくりしているし、一応連絡したのにな、って思ってもきっとメッセージ見てなかったか、信じてなかったんだろう。
『そのうちすぐ引っ越すから、しばらくよろしく〜』
この勝手な私を許してくれる家族でほんと、よかった。
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作者名：ミン | 作成日時：2023年4月30日 22時
